“チュンコンマ(重折心)”…ドラマ「赤い風船」、神妙なシーンに「スラムダンク」の名言登場で物議(画像提供:wowkorea)
“チュンコンマ(重折心)”…ドラマ「赤い風船」、神妙なシーンに「スラムダンク」の名言登場で物議(画像提供:wowkorea)
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「赤い風船」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

TV CHOSUNドラマ「赤い風船」が最終回まで“隠語”を乱発し、視聴者から不満の声が上がっている。

 去る26日に放送された「赤い風船」20話では、チョ・ウンサン(チョン・ユミン扮)が不倫関係にあるチ・ナムチョル(イ・ソンジェ扮)に別れを告げるシーンがあった。そんな神妙な場面で突然「マジマッ インサヌン ハジマ(最後のあいさつはしないで)、“チュンコンマ(重折心)”」というセリフが登場し、視聴者を驚かせた。

 “チュンコンマ”は最近、韓国で流行している日本のアニメーション「スラムダンク(SLAM DUNK)」に出る名言「チュンヨハン ゴスン コッキジ アンヌン マウム(重要なのは折れない心)」の略語で、MZ世代(1980年代半ばから2000年代前半に生まれた世代)に広がる流行語だ。なお、日本でいう安西先生の名言「あきらめたらそこで試合終了だよ」に当たる。昨年、サッカーW杯でベスト16入りした韓国代表も使用し、話題となったフレーズでもある。

 真剣で悲しいシーンに突然叫ばれた“チュンコンマ”という女優のセリフ。放送後、視聴者からは「『赤い風船』を見ているが、すごく悲しいシーンで女性主人公が突然、男性に向かって泣きながら“チュンコンマ”って言ってる…。“重要なのは折れない心”ではなく、ただ“チュンコンマ”だなんて…え…」など批判的な感想が相次いだ。

 これを見たネットユーザーらは「この状況でのこの演出はおかしいね。女性は泣いているのに…」、「母親がこのドラマを見ているが、字幕を付けなければ通じないのではないだろうか?」、「すごくあきれるけど、女優の演技が上手で自然だった」、「見ていてびっくりした」、「大人は中国語だと勘違いするかもしれない」、「作家は流行語を入れる病だ」などの反応を見せた。


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