ファーウェイ「女性、自分のデジタル能力を低く評価」

女性が男性に比べて自分の職場内のデジタル能力を低く評価していることが分かった。

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　8日、中国通信機器大手メーカーのファーウェイ（HUA WEI）は、国際女性の日を迎えて行ったアンケート調査でこのような結果が出たと明らかにした。該当アンケート調査は、米国、中国、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、英国（各3000人余り）7ヵ国2万1000人を対象に、昨年11月2日から15日まで実施された。

　ファーウェイによると、ITと通信業界の女性労働者たちは自分のデジタル能力を非デジタル能力より14%低く評価した反面、男性労働者たちは自分のデジタル能力に非デジタル能力より31%高い点数をつけた。自分の全般的な能力に対する男性の自信は年を取るにつれて増加したが、女性は持続的に自分のデジタル能力を非デジタル能力より低く評価した。

　また、米国と欧州連合(EU)など西側全体の労働者は男性と女性が同じ割合であるにもかかわらず、ITおよび通信業界に従事する女性勤労者は全体の3分の1水準だとファーウェイは伝えた。

　この研究を進めたドイツ・トリオ応用科学大学のアンナ・シュナイダー経営心理学教授は「女性は実質的にデジタル技術で遅れを取っていないが、ITおよび通信分野で働く人々でさえ自身の能力に対する自信が足りない」とし「IT分野での性不平等は男性優位の固定観念を固着化させ、女性ユーザー基盤の要求が反映されないことに拡大する可能性がある」と話した。