＜ビリヤード＞Orie HIDA、「ワールドチャンピオンシップ」LPBAベスト4進出ならず

2022‐23シーズン韓国プロビリヤード「ワールドチャンピオンシップ」4強戦は韓国とスペイン勢の対決となった。

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　9日、キョンギド（京畿道）コヤン（高陽）市JTBCスタジオ一山で開かれた「SKレンタカーPBA‐LPBAワールドチャンピオンシップ2023」LPBAベスト8戦に日本選手で唯一進出したOrie HIDAは、5セットまでの熾烈（しれつ）な戦いの末、バンクショット3つで勝負を決めたイム・ジョンスクにセットスコア3:2で惜しくも敗れた。これにより、ベスト16入りを果たした日本選手4人全員がベスト4に進出できず、シーズンを終えるかたちとなった。

　男子部PBAでは、チョ・ジェホが組別リーグ1勝2敗となり、かろうじて組2位でベスト16に進むという不振な姿を見せたが、シーズン最強1位のFrederic CAUDRONを相手にアベレージ2400の攻撃力を発揮し完勝した。ベスト8戦では“ギリシャ左手の天才”Filippos KASIDOKOSTASにフルセットの末勝利し、ベスト4進出を決めた。

　カン・ドングン（SKレンタカー）はDavid ZAPATA（スペイン）をセットスコア3:0で下し16強を通過したが、イ・ヨンフンに2時間30分にも及ぶ長期戦の末に敗退し、ベスト4進出に失敗した。

　これにより、歴代ワールドチャンピオンシップ優勝者全員が脱落、新チャンピオン予想が難しくなった。

　別のベスト8戦ではDavid MARTINEZとJavier PALAZONがそれぞれ、キム・ヨンソプとAntonio MONTES（スペイン）をフルセットの末、セットスコア3:2で勝利し、ベスト4の切符を手にした。

　LPBAベスト8戦では“カンボジアの特級”Pheavy SRUONGとパク・ジヒョンがイ・ユジュとキム・ジナにセットスコア3:0で完勝し、準決勝に進んだ。