同社は仮想サーバーなどを提供する自社のクラウドサービス「サムスン・クラウド・プラットフォーム」と、このためのマネジメント・サービスプロバイダ(MSP)、業務の自動化といったソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)を網羅し提供する。
手始めに韓国企業に対する販促に集中しつつ、世界12か所のデータセンターで自社のクラウドサービスを提供する計画だ。同社は昨年に米国ニュージャージー、インドのデリー、イギリスのロンドンに、またことし2月にはコスタリカのサンホセやシンガポールなど8地域に、それぞれデータセンターを開設した。
すでに約200以上の業務で、「サムスン・クラウド・プラットフォーム」が利用されているという。
米「アマゾン」や「KT」、「ネイバー」など国内外のクラウド企業との競争も激しくなる見込みだ。同社による昨年のクラウド事業の売上高は1兆ウォン(約1021億5200万円)超に達している。
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