“ルナ・テラ暴落事態”のシン・ヒョンソン氏の拘束の可否…早ければ30日夜に決定=韓国(画像提供:wowkorea)
“ルナ・テラ暴落事態”のシン・ヒョンソン氏の拘束の可否…早ければ30日夜に決定=韓国(画像提供:wowkorea)
シン・ヒョンソン元「Chai Corporation」総括代表の拘束の可否が早ければ来る30日夜に決定する。シン元代表はルナ・テラ暴落事態の核心人物とされている。

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 28日、法曹界によるとソウル南部地裁のユ・ファンウ令状専担部長判事は30日午前10時30分から、シン元代表に対する拘束前被疑者拘束前被疑者尋問(令状実質審査)をおこなう。

 シン元代表は逃避行を繰り広げていたが最近、モンテネグロ当局に逮捕・拘禁されたクォン・ドヒョン代表と共に、ルナ・テラの発行会社である「テラフォームラボ(Terraform Labs)」を共同設立した。

 警察は前日、シン元代表に資本市場法上の詐欺的不正取引・公募規制違反、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺・背任、電子金融取引法違反、特定金融情報法違反、背任贈賄、業務上背任容疑を適用し、拘束令状を再請求した。昨年12月、最初の拘束令状が棄却されて以来、約4か月ぶりだ。

 検察によるとシン元代表はルナ・テラ基盤の決済サービスを偽りで広報し、1400億ウォン(約140億円)台の投資を誘致した疑いをもたれている。これと共にルナ・テラの暴落の可能性が大きいと知りながらも、これを隠してコインを継続発行して保有していたコインをピークに売って1400億ウォン台の不当利益を得た疑いももたれている。

 拘束令状にはまた、Chai Corporationが持っていた顧客情報をテラフォームラボなど他の会社に流出した容疑、ソーシャルコマース企業「TMON」の元代表ユ某氏に「テラをかんたん決済の手段として導入すると広報してほしい」と請託して、その見返りにルナを提供した疑いも指摘された。

 シン元代表側は「投資者らに事業構造をありのまま説明した。専門投資者らの実査・検証を受けて、投資がおこなわれた」として容疑を否認している。

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