仁川空港公社、3年ぶり黒字転換の見通し=韓国(画像提供:wowkorea)
仁川空港公社、3年ぶり黒字転換の見通し=韓国(画像提供:wowkorea)
インチョン(仁川)国際空港公社は国内で新型コロナウイルスが拡散してから3年ぶりとなることし第1四半期(1~3月)の営業利益が黒字に転換するものと見通した。

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3日仁川空港公社によると、公社は2020年第1四半期の営業利益から新型コロナウイルスの影響により赤字を記録してきたものの、3年ぶりとなることし第1四半期には黒字に転換すると予想している。

公社は、ことし1~2月の実績と3月の旅行客の推定値などを考慮すれば黒字になるだろうと説明した。

公社は、予想より早い黒字転換の背景には防疫当局の規制緩和とノービザ観光の再開があると分析した。また、△公社の費用節減努力、△安定的な財務構造の維持、△未来の旅行客需要に備えた投資などを主な要因に挙げた。

公社の財務構造は2020年以降、新型コロナウイルスにより急激に悪化した。空港運営収益が急減し、航空生態系保存のため2兆5000億ウォン(約2521億円)規模の賃貸料と着陸料の減免を行ったことで、昨年末まで3年間の累積営業損失が約1兆9000億ウォン(約1916億円)発生した。

公社は悪化した財務状況を克服するため2020年から非常経営を宣布し効率的な経営体系を構築するため努力してきた。また、ことし第1四半期の黒字転換を足掛かりに駐車場や旅客ターミナルなどの必須施設の追加拡充を通じサービス改善に取り組む計画だ。

仁川空港公社のキム・ギョンウク社長は、「営業利益の黒字達成は公社の創立以来、最大の赤字危機でも財務健全性を確保するため努力し投資を続けたため実現できた」とし、「ことしが大韓民国の代表優良公企業として再跳躍する元年となるよう最善を尽くしていく」と話している。
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