全斗煥元大統領の孫、「延禧洞の寝室の壁にお金の封筒がいっぱい…家族が“良心告白”を」(画像提供:wowkorea)
全斗煥元大統領の孫、「延禧洞の寝室の壁にお金の封筒がいっぱい…家族が“良心告白”を」(画像提供:wowkorea)
故チョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領の孫チョン・ウウォン氏がこれからも全斗煥一家の裏金疑惑など不正を暴露するとしながらも「家族がわたしの勇気を見て、正義に従って良心的告白することを願う」と再度明らかにした。

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 ウウォン氏は去る4日夜、KBSの番組「ザ・ライブ」に出演し、「家族全員を愛しているが、愛することとは別に、裏金を洗浄するなど罪を犯して否認するのは犯罪だと思う」としてこのように明らかにした。

 彼は「美しい家族の愛があったと信じたいが、思ったよりそのようなことはなかった」として「家族が追徴金関連の調査を多く受けながら、経済的打撃を受けた。お金でくっついていた家族だったため、お金がなくなってばらばらになり、チョン・ジェヨン(父親)が再婚した後、(私は)捨てられた息子のようだった」と述べた。

 特に「(裏金関連の犯罪疑惑について)暴露したり、捜査機関を通じて明らかにする計画があるが、どれだけ良い実を結ぶかは疑問だ。家族は非常に緻密で、これまで一度も法の審判を受けたことがないため、今調査したからといって(犯罪事実が)出てくるとは思わない」とし、家族が直接“良心告白”をしなければならないと主張した。

 これと関連し、ウウォン氏は幼少時代、ヨニ(延禧)洞のチョン氏の自宅寝室の壁に金の封筒がいっぱい入ったカバンが複数あったとし「お客さんに感謝の気持ちとして手渡していた」とも話した。財産が29万ウォン(約2万9000円)だけだと言っていたチョン氏に隠された裏金が疑われる部分だ。

 ウウォン氏は「家に本当にたくさんの人が訪ねてきて、いつも(祖父が)お金入りの封筒を配っていた」とし「母親も証言したように、1000万ウォン(約100万円)単位で渡して、100万ウォン単位でもあげていた」と述べた。

 一方、ウウォン氏は祖父チョン氏について「祖父は残念ながら温かい祖父というよりは、何とかよく見せて少しでも多く相続を受けたり、小遣いを受け取ろうとする、そのような存在だった」とし「少しでもよく見せて、強制的に愛嬌(あいきょう)を振らなければならない、そんな恐れの対象だった」と語った。

 最近、クァンジュ(光州)を訪れて、5・18(光州事件)遺族らに謝罪した彼は「僕の安全と幸せを考えるより、実際に生きている世の中が地獄である人々に焦点を合わせたかった」とし「韓国の法が犯罪者を保護するやり方なので、僕はいつも恐ろしい」と苦痛を訴えたりもした。

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