旅行会社に勤めていた被告人・鄭某は、2018年9月に女性A氏と知り合い恋人関係となるが、2019年に破局した。
2人は破局後、互いの連絡先を削除した状態だったが、別れに納得のいかなかった鄭某はA氏の友人B氏に連絡。B氏のもとにA氏の性的な動画を送信した。
これを知ったA氏から連絡がくると、鄭某はA氏に対し「2万元(約38万円)持って来い。さもないと、動画をお前の友人らに送信する」と脅しをかけた。A氏は仕方なく鄭某に2万元を渡したという。
鄭某はこの件で2021年5月に逮捕され、罪を認めた上でA氏に2万元を返金して謝罪した。検察は同年9月に鄭某を恐喝の容疑で起訴した。
今回裁判所は、鄭某が罪を認めている点や、被害者が謝罪を受け入れている点などを考慮し、鄭某に対して懲役8か月、執行猶予1年、罰金5000元(約10万円)の刑を処すとした。
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