5日、Netflixの関係者は情報サイトEdailyに、「まだ訴状を受け取っていない」とし、「裁判所で関連内容を疎明するだろう」と伝えた。
同日、放送局のYTNは宗教団体「アガドンサン」がNetflixのアメリカ本社を相手に、「すべては神のために」の放送禁止仮処分申請を出したと報道した。
これに先立ち、アガドンサンと教主のキム・ギスン氏は「すべては神のために」の5話「天国への道」と6話「死の園」編の放送を禁止してほしいという仮処分を申請した。当初、Netflix、MBC、チョ・ソンヒョンプロデューサーに仮処分を申請したが、その後Netflixに対する仮処分は取り消したことがある。
先月行われた尋問期日で裁判部がこれに対して尋ねると、アガドンサン側の弁護人は「当初はNetflix Koreaの韓国法人を共同で仮処分を出したが、そちらでは制作とまったく関連もなく権限もない。アメリカ本社がしているというので、その部分は取り消した」と説明した。
アガドンサン側の弁護人は申請趣旨が適合しているかに対する裁判部の質問に、「契約書の原本を提示してくれればその内容に出ているだろう」と契約書の原本を提出することを要求した。
また教主のキム・ギスンがすでに1997年の殺人および詐欺などの容疑に対して、裁判所で無罪判決を受け確定された点も強調し、これに対してMBC側の弁護人は「母親が息子の死を容認して、両親が娘に対する集団暴行の指示を履行し、月給なしで労働して権利を見出せないこと、これがアガドンサンの中で起こったということを述べたかった」と反論した。
アガドンサンとキム・ギスン氏は先月21日、MBCとチョ・ソンヒョンプロデューサー、Netflixを相手に3億ウォンの損害賠償請求を出したりもした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 95