韓国経済副首相「中国との交易で多くの黒字を出す時代は過ぎたようだ」

韓国のチュ・ギョンホ（秋慶鎬）経済副首相兼企画財政相は10日（現地時間）「韓国が中国との交易で多くの黒字を出す時代は過ぎたようだ」と評価し「かつてのように、中国がわが経済に素早く反騰の機会を与えないことは明確だ」と語った。

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G20財務相・中央銀行総裁会議に出席するため米国を訪問中のチュ副首相は、この日ニューヨークで韓国特派員たちに会い、ゼロコロナ政策をやめた中国の経済回復が韓国に与える影響について先のように語った。ただチュ副首相は「中国経済が息を吹き返せば、時間を置いて韓国経済にも影響を与えるだろう」と分析した。

チュ副首相は「中国の製造業が活性化すれば、わが国の輸出にもつながることになり、中国の観光客の消費需要はわが国のサービス輸出にも肯定的な影響を与えるだろう」とし「ただ、その時期が早く来るのか、時差があるのかは見守らなければならない」と説明した。

また、中国への輸出不振現象が固着化する可能性については「（赤字にとどまる）流れだとはみていない」としながらも「かつてのように、黒字が非常に大きかった時代は過ぎたようだ」と語った。