検察、“ルナ・テラ事態”クォン・ドヒョンの財産71億ウォン、「凍結」手続き中(画像提供:wowkorea)
検察、“ルナ・テラ事態”クォン・ドヒョンの財産71億ウォン、「凍結」手続き中(画像提供:wowkorea)
“ルナ・テラ事態”を捜査している韓国検察がモンテネグロに拘禁中の「テラフォームラボ(Terraform Labs)」クォン・ドヒョン代表の国内外の財産を凍結する手続きを進めている。クォン代表の財産は71億ウォン(約7億1400万円)規模に達するという。

クォン・ドヒョン の最新ニュースまとめ

 11日、検察によると現在、裁判所審理中のクォン・ドヒョンの財産規模は71億ウォンで、国内外の凍結に対する裁判所の決定を待っている。

 検察はクォン代表の財産の正確な規模と形態を把握するのに注力する一方、犯罪で得たと疑われる財産を処分できないよう、裁判所に起訴前追徴保全を請求した。

 また、クォン代表が外国の暗号資産(仮想通貨)取引所とスイスの預金口座などに流出したと推定される資産も追跡している。

 検察は犯罪で得た収益という点が立証されてこそ処分を禁止できるだけに、これを立証し財産を探す作業を着実に進めていると明らかにした。

 これを前に検察はクォン代表と「テラフォームラボ」の共同設立者シン・ヒョンソン元「Chai Corporation」総括代表と、「テラフォームラボ」役職員7人などの財産を起訴前追徴保全で凍結した。

 裁判所は昨年11~12月、シン元代表の建物や土地、自動車など計1541億ウォン(約155億円)と、「テラフォームラボ」職員7人の財産1690億ウォン(約170億円)をそれぞれ凍結した。

 検察はシン元代表に対する補完捜査を終えて、在宅起訴する案を検討している。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 2