開城工業団地の無断稼働は変わらず…「通勤バス運行」を確認=米「VOA」報道(画像提供:wowkorea)
開城工業団地の無断稼働は変わらず…「通勤バス運行」を確認=米「VOA」報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮がケソン(開城)工業団地内の韓国資産を無断で使用している状況が引き続き確認されている。

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 12日、「米国の声(VOA)」の報道によると、去る9日、開城工業団地の電子製品生産企業密集区域を撮影した衛星写真には、数台の車両が写っていたという。

 過去、インターネット用光通信ケーブルとコネクターなどを生産していた韓国の中小企業「Jessikom」が位置していた場所に現在はバス数台が駐車しているのも確認された。

 「VOA」は、去る2021年8月から「Jessikom」ビル前にバス8~9台が定期的に停車するのを確認し報じてきたが、今回も同様の規模と推定される。

 「Jessikom」前で発見されたバスは、「ヒョンデ(現代)自動車」の「エアロシティー(Hyundai Aero City)」で、北朝鮮が韓国企業所有の工場に労働者を定期的に出勤させているとの疑惑が提起された。「エアロシティー」バス1台あたり少なくても25人、最大50人まで乗車できる点を勘案すると、この場所で確認された8~9台のバスで移動した労働者は最大で450人と推算できる。

 このため、北朝鮮が労働者を動員して「Jessikom」、または近くの工場を無断で使用している可能性が高いと「VOA」は報じている。

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