ソウル市内のガソリンスタンド(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内のガソリンスタンド(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は18日、原油価格の高騰による国民の負担を軽減するため、ガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げ措置を当初の4月末までから8月末までに4カ月間延長すると発表した。 ガソリンに対する油類税は現在1リットル当たり615ウォン(約63円)で、油類税引き下げ前の弾力税率(1リットル当たり820ウォン)と比べると1リットル当たり205ウォン安い。 政府は昨年下半期にガソリンに対する油類税の税率を過去最大幅となる37%(1リットル当たり516ウォン)引き下げたが、今年1月1日から引き下げ率を25%に縮小した。 軽油とブタンを主成分とする液化石油ガス(LPG)に対しては37%の引き下げ率を維持する。 政府は油類税の引き下げ幅を段階的に縮小しながら廃止する方策を検討していたが、結局引き下げ措置の延長を決めた。 企画財政部は報道資料で、「厳しい財政環境の中でも庶民経済の負担軽減を最優先に考慮した措置」と説明した。
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