「PEAK TIME」で優勝した「VANNER」。(画像:画面キャプチャ)
「PEAK TIME」で優勝した「VANNER」。(画像:画面キャプチャ)
4月20日(木)、JTBC「PEAK TIME」の最終回(第11話)が約3時間半にわたって生放送され、“TOP6”によるファイナルラウンドの結果、優勝は大方の予想通り、「チーム11時」の「VANNER」が手にした。

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ファイナルラウンドは、“TOP6”のグループ名をついに公開する命名式からスタート。「MASC」(チーム7時)、「DKB」(チーム8時)、「VANNER」、「BAE173」(チーム13時)、「M.O.N.T」(チーム20時)が本来のグループ名で登場。ソロ連合の「チーム24時」はプロジェクトチームなので、この名前を維持しての登場だったが、ジョンアプは「B.A.P」、キム・ビョンジュは元「Topp Dogg」、ヒドは「B.I.G」、GONは「ARGON」という所属するグループ名が公開に。そして、オリジナルの新曲でファイナルラウンド、最後のステージを繰り広げた。

その準備過程の映像では、6組ともゆかりのある人たちや豪華プロデューサー陣が登場し、最後を華やかに彩ったのも目を引いた。「DKB」と「BAE173」のターンでは、それぞれ事務所の代表が姿を見せ、「DKB」は勇敢な兄弟代表と食事をするシーン、「BAE173」はキム・グァンス代表とミーティングをするシーンがあった。

「チーム24時」のターンでは、個人投票でダントツ1位を記録してきたジョンアプが「家族」と紹介し、現れたのが「B.A.P」のメンバー、デヒョンだった。2人で「僕たちはB.A.P。Yes Sir!」とあいさつするシーンはファンにとって胸アツだっただろう。

デヒョンとは軍生活を共にしたことがあるという「チーム24時」のGONは、これまでジョンアプがデヒョンの話をよくしていて、 特に表情に関してはデヒョンのパフォーマンス映像を参考にするよう「チーム24時」のメンバーたちにアドバイスをしていたのだとか。一方、ジョンアプと一緒にこの番組に出る意向はあったものの、事務所がそれぞれ違い、タイミングの問題もあって難しかったというデヒョンは、ジョンアプが予選で「B.A.P」の「ONE SHOT」を一人で歌った映像を一緒に見ながら、ほほ笑ましい表情を浮かべ、「一人ではできない曲を一人で歌ったことだけでも、どれだけ切実だったのかが見えた」とジョンアプの頑張りを称えていたのも印象的だった。

また、6組の新曲プロデュースを担当したプロデューサーたちのラインナップもすごく、「DKB」を「MONSTA X」ジュホン、「チーム24時」をパク・ジェボム、「MASC」を「GroovyRoom」が手掛けた。若干「SHOW ME THE MONEY」の匂いもしたが(笑)、アイドルである彼らの魅力をさらに引き出すアドバイスをし、特にジュホンは過去、「PRODCUE X 101」(Mnet)での熱血指導が話題となったことがあったが、今回もその熱量は高く、「DKB」のあふれるエネルギーをさらにもう一段階、引き上げていた。

さらに、リアルタイム投票の集計を待つ間、スペシャルステージを披露するゲストも登場。残念ながらファイナルに進出できなかったチームだ。1次合脱式で脱落した「24K」と「BDC」の2組、さらに2次合脱式で脱落した「GHOST9」「NTX」「BLK」は代表メンバーでユニットを結成し、ティファニー(少女時代)がプロデュースした新曲を披露した。

このように内容盛りだくさんで展開された後、最終順位(事前グローバル投票+リアルタイムグローバル投票+リアルタイムメール投票を合算)が発表された。6位からグループ名が告げられ、6位「M.O.N.T」、5位「BAE173」、4位「DKB」、3位「チーム24時」の順。ファン投票のみで決定される順位であるため、これまでの流れと大きく変わることはなく、2次グローバル投票の順位とほぼ同じで、唯一「BAE173」と「DKB」が入れ替わったぐらいだ。

そうして1位候補になったのが「VANNER」と「MASC」だったが、アルバイトをしながらアイドルをしている“アルバドル”として、初回から視聴者の心をつかみ、注目を浴びていた「VANNER」が最後まで大きな支持を得て、その勢いのまま優勝。メンバーたちは感激で涙、涙…。中でもヘソンが泣きじゃくりながらも、応援してくれた人たちに感謝の言葉を述べる姿は多くの視聴者の胸を打っただろう。

早いうちから、「どうせ優勝は『VANNER』」と言われるほど、「VANNER」が高い人気を誇り、その通りの結果となったわけだが、努力し続け、諦めない姿勢を貫いてきた彼らが報われた瞬間でもあったため、感動的なフィナーレだった。

優勝した「VANNER」には賞金3億ウォン、アルバム発売、グローバルショーケース開催といった特典が与えられ、“TOP6”はこれから全国ツアーコンサート(5月5日~7日)が控えている。「DKB」のリーダー、E-CHANも言っていたが、番組は終わるけれど、彼らの真の挑戦はこれからが始まりであって、この番組で得たことを土台にいかに飛躍できるか、ということが大事である。「シングアゲイン」シリーズのように、この後スピンオフ番組が制作されるのか、というのも気になるところだが、とにもかくにも、彼らの今後の活躍に期待したい。

■「PEAK TIME」最終順位
1位:VANNER 293,219票
2位:MASC 257,826票
3位:チーム24時 245,863票
4位:DKB 131,901票
5位:BAE173 127,476票
6位:M.O.N.T 112,361票

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