22日、韓国ウィジョンブ(議政府)地検環境犯罪調査部(オ・インソン部長検事)は、石油および石油代替燃料事業法違反の疑いで、ガソリンスタンド業者A氏(60)を拘束起訴したと明らかにした。
A氏は昨年7月、キョンギド(京畿道)ヤンジュ(楊州)とウルサン(蔚山)一帯でガソリンスタンドを運営し、トルエンを混ぜた偽のガソリン約2万3000リットルを売り、4800万ウォン(約484万円)相当の不当利得を受けた疑いを受ける。
警察は楊州地域ガソリンスタンドで、偽ガソリンを販売した状況を確認し、A氏は処罰を避けるため関連職員を懐柔、職員B氏(41)をガソリンスタンド運営者とした。
警察はB氏を事業主と判断し、検察に拘束送致した。しかし検察は補完捜査を通じてA氏が実質的事業主であるという事実を把握した。
偽ガソリンの核心成分であるトルエンは、嘔吐(おうと)や血尿などを誘発する有害物質で、検察は該当ガソリンスタンドに残っていた偽ガソリン全量を廃棄し、A氏を検挙した。
検察関係者は「今後、公判過程で積極的な公訴の意思を見せ、罪に対応する刑が言い渡されるよう努力する」と述べた。
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