専用機に乗る前にあいさつする尹大統領夫妻=24日、城南(聯合ニュース)
専用機に乗る前にあいさつする尹大統領夫妻=24日、城南(聯合ニュース)
◇尹大統領が国賓として米へ出発 バイデン氏と会談へ  尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は24日午後、米国を国賓として訪問するため、ソウル南方、京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)から大統領専用機でワシントンへ出発した。バイデン大統領とは首脳会談、国賓を歓迎する夕食会のほかにも親睦を深める時間を持ち、今年70周年の韓米同盟のさらなる発展を目指して話し合う。26日(米現地時間)の韓米首脳会談では、北朝鮮に対する拡大抑止の画期的な強化や経済安全保障での協力などについて具体的に協議する見通し。◇教員採用規模 27年まで最大3割減に 教育部は学齢人口の急激な減少を見越し、2027年までに小中高校の教員の新規採用を20~30%減らすことを柱とする中長期計画を発表した。小規模校が多い農村、山村、漁村やマンモス校の多い新都市では地域の特性に合わせて教員を配置し、デジタル教育を担当する情報教員や小学1、2年生を対象とする学習支援教師を拡充する。◇米への砲弾提供 政府「軍事体制維持に支障ない」 国防部は、韓国軍が砲弾を大量に搬出することで安全保障に支障が生じているとする主張に対し、「韓国軍は十分に砲弾を保有しており、軍事体制の維持に全く支障はない」と反論した。これに先立ち、野党「正義党」の金鍾大(キム・ジョンデ)前国会議員は、韓国軍は155ミリ砲弾を1週間分しか備蓄していないとした上で、これは戦時に備えたものであり、決して手をつけてはならないと主張した。国防部はこのような主張や引用されたデータは非常に古いか、事実と全く異なる内容だと説明した。◇5~7月は平年より高温傾向に ラニーニャ現象影響 気象庁が発表した3カ月予報によると、5月は平年(17.0~17.6度)より気温が高くなる確率が50%、ほぼ同じとなる確率が40%、低くなる確率が10%と予想される。6月と7月の気温は平年(6月は21.1~21.7度、7月は24.0~25.2度)に比べ高くなる確率とほぼ同じとなる確率がそれぞれ40%、低くなる確率が20%となっている。気温が平年より高くなると予想されるのは、海面の温度が平年より低い状態が続くラニーニャ現象により高気圧が発達し、地表が熱せられるためだ。 ◇北朝鮮の開城団地無断稼働 「法的対応など検討」 統一部の具炳杉(ク・ビョンサム)報道官は定例記者会見で、南北経済協力事業・開城工業団地の韓国側設備を無断で使用している北朝鮮に対し責任を問うための方策を多角的に検討していると明らかにした。政府は法的対応として南北協力基金の受託機関の韓国輸出入銀行、同団地の管理・運営を担う政府傘下機関、開城工業地区支援財団を原告とし、無断稼働の責任を問う訴訟提起を検討しているという。◇ADB年次総会 来月2日から仁川・松島で開催 企画財政部は、来月2日から4日間、仁川・松島で開かれるアジア開発銀行(ADB)年次総会の開催案を発表した。今回の総会で、議長国の韓国は「韓国セミナーの日」や韓国企業・文化の広報行事などを開き、アジア太平洋における韓国の地位向上を図る。来月3日に開催される「韓国文化の夕べ」では、人気ガールズグループのNewJeans(ニュージーンズ)が公演を行う予定だ。
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