ウィメイド、サウジアラビア投資省とMOUを締結＝韓国

ゲーム開発を手掛けるウィメイドがこのほど、サウジアラビア投資省（MISA）と覚書（MOU）を締結した。

これにより両社は、サウジアラビアにおけるゲーム事業の成長とブロックチェーンのすそ野拡大のため協力していく。MISAは同省が進める各種の投資誘致政策でウィメイドを支援する一方、ウィメイドはこれを活用し現地企業と提携するといった好循環の環境づくりを模索していく。

MISAの関係者は今回の提携について「ゲームとEスポーツのハブを目指す国家戦略を後押しするもの」と話した。

またウィメイドのチャン・ヒョングク代表は「サウジアラビアをはじめとした中東・アフリカ地域は、当社のメインネット『ウィミックス3.0』拡大に重要な役割を果たす地域の1つ」と説明している。

これに先立ちウィメイドは昨年11月、「韓国・サウジアラビア投資フォーラム」に参加し、投資省のハーリド・アブドゥルアズィーズ・アル＝ファーリハ大臣と面談した。その後、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド（PIF）傘下のサビー・ゲームズ（Savvy Games）グループの子会社で、ゲームパブリッシング事業などを行うNine66と提携している。現在、両社はゲーム分野を中心に人材育成のほか、教育コンテンツの開発とその現地化などの協力方針について模索している。