ＢＴＳ所属のＨＹＢＥ　ソロ好調で営業益４１．７%増＝１～３月期

【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループのＢＴＳ（防弾少年団）らが所属する総合エンターテインメント企業、ＨＹＢＥ（ハイブ）が２日発表した１～３月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比４１．７%増の５２５億ウォン（約５４億円）だった。ＢＴＳメンバーの兵役による影響が懸念されたが、ソロ活動の好調に支えられた。純利益は６２．５%増の４９８億ウォン。　売上高は４１０６億ウォンで４４．１%増加した。部門別では、アルバム・公演・出演料などを合わせた「直接参加型売上」が２３４５億ウォンで５３．９%増加した。このうちアルバム売上は１８４３億ウォンで、１８５．１%急増した。　ＨＹＢＥは、１～３月期に米ビルボードのメインシングルチャート「ホット１００」で１位を獲得したＢＴＳのＪＩＭＩＮ（ジミン）や、同期間に旧譜を１２７万枚売り上げたＳＥＶＥＮＴＥＥＮ（セブンティーン）をはじめ、ＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）、ＴＯＭＯＲＲＯＷ　Ｘ　ＴＯＧＥＴＨＥＲ（ＴＸＴ、トゥモロー・バイ・トゥギャザー）などの所属アーティストが好成績を上げたと説明した。　グッズ・コンテンツ・ファンクラブなどの「間接参加型売上」は１７６１億ウォンで、３２．８%増加した。このうちコンテンツ売上は８７３億ウォンで、７９．８%増加した。　ＨＹＢＥが運営するファン向けコミュニティープラットフォーム「Ｗｅｖｅｒｓｅ（ウィバース）」の１～３月期の月間利用者数（ＭＡＵ）は９３０万人で、前期比約１０%増加。ストリーミングサービス「Ｗｅｖｅｒｓｅライブ」の視聴回数は４億６０００万回で、同７８．３%増加した。月平均利用時間も２５１分と３８．７%増加した。　朴智援（パク・ジウォン）最高経営責任者（ＣＥＯ）はこの日行われたカンファレンスコールで「ＢＴＳメンバーの多様な活動でファンとの接点が増えており、ソロ活動を通じて入隊による空白が感じられないよう最善を尽くす」と述べた。