済州島を旅行する際に電気自動車を利用すると燃料費を約57%節約可能=韓国報道(画像提供:wowkorea)
済州島を旅行する際に電気自動車を利用すると燃料費を約57%節約可能=韓国報道(画像提供:wowkorea)
チェジュ(済州)島を旅行する際に電気自動車のレンタカーを利用すると、内燃機関車を利用する時より57%燃料費を節約できることが分かった。CO2排出量の削減効果も内燃機関車に比べて31%向上することが分かった。金額に換算すると約2万4823ウォン(約2525円)の燃料費を節約でき、CO2排出量は樹齢30年の松の木0.08本を植えるのと同じ約11.18kgだ。

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レッドキャップツアーは2日、今年の第1四半期に済州営業所での電気自動車の利用顧客データを分析した「済州電気自動車利用トレンド」を発表した。調査によると、電気自動車の利用客は平均4日間済州島に滞在し、平均278kmを走行すると集計された。4日間の充電回数は平均2回で、充電代は1回当たり7695ウォン(約783円)で、旅行期間中に使う充電代は約1万5000ウォン(約1526円)だった。レッドキャップツアーでは、済州島で運行される電気自動車が年間約2.5トンのCO2排出量を減らし、松の木17.4本を植える効果があると分析している。

済州島を旅行する観光客のうち、電気自動車のレンタカーを最も好む年齢層は40代で、全体の31.6%を占めた。30代も31.3%を占め、30代と40代の利用者の割合が60%を超えた。反面、20代は13.8%、60代は2.8%と大きく差が開いた。

レッドキャップツアーでは、このような調査結果になった要因として、内燃機関車に比べて高い電気自動車のレンタル代と、普段使用しない電気自動車を旅行時に経験してみたいという欲求などを挙げた。電気自動車の1日のレンタル代は「ボルトEV」が7万7900ウォン(約7920円)、「アイオニック5プレステージ」は9万9900ウォン(約1万200円)、「EV6ロングレンジ」は10万3900ウォン(約1万600円)などで、ガソリン車やLPG車などの内燃機関車よりも5000ウォン(約510円)から4万ウォン(約4080円)以上高い。

電気自動車の利用客は、施設内に電気自動車の充電設備が完備されていたり、充電所が近くにある観光地を主に訪問するなど、観光地選択やホテルの選択でも一般の内燃機関車の利用客とは異なる様相を見せた。済州島で電気自動車を利用する旅行客が最も多く立ち寄った観光地は済州国際コンベンションセンター、ソンサンイルチュルボン(城山日出峰)、ファーザーズガーデン、ソグィポ(西帰浦)毎日オルレ市場、チョンジヨン(天地淵)の滝の順だった。

レッドキャップツアーの関係者は「電気自動車の利用客の利便性をさらに高めるため、2022年11月からGSカルテックスと提携して電気自動車の無料充電サービスを提供している」と語り、「無料充電サービスの他にも、より多くの旅行客が電気自動車を利用して環境にやさしい観光を楽しめるよう、さまざまなサービスの導入を準備している」と述べた。
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