韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相(画像提供:wowkorea)
韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相(画像提供:wowkorea)
韓国の統一部(省)と統一未来企画委員会は、先導的な統一未来準備のための中長期における南北関係・国際協力構想として、年内に発表する予定である “新統一未来構想”に「自由で平和な “統一朝鮮半島ビジョン”」を盛り込むことにした。

クォン・ヨンセ(権寧世)統一相は3日の午前、南北会談本部で円卓会議を開催し、統一未来企画委員会が立てた「新統一未来構想」の草案について話し合った。

クォン統一相は会議で「新統一未来構想は、危機をチャンスに変えるための構想とならなければならない」とし「20~30年の間、持続可能な対北政策基調を立てる『長い生命力をもった構想』であり、『国民と世界が力を結集する構想』とならなければならない」と強調した。

クォン統一相は、“統一朝鮮半島”のビジョンを実現するための3大課題として「統一を目指す正しい南北関係の定立」「北朝鮮の肯定的変化促進」「体系的な統一未来準備」を提示し「5月末からは委員会と政府が知恵を出し合って立てた構想案を基に、国民と国際社会の意見を収集していく」と語った。

今回の会議の結果、米韓首脳の共同声明に明示された「朝鮮半島のあらゆる構成員のためのよりよい未来」と「自由で平和な統一朝鮮半島」のビジョンを構想案に決定した。

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