仲間から祝福されるパク・ボギョム(写真提供:KLPGA)
仲間から祝福されるパク・ボギョム(写真提供:KLPGA)
2023シーズンKLPGAツアーの7回目の大会である「第9回Kyochon(キョチョン)1991レディースオープン」がプサン(釜山)市キチャン(機張)郡にあるLPGAインターナショナル釜山(旧アシアードカントリークラブ)で開催されたが、豪雨と風により2ランドに縮小されて行われ、ホールインワンを記録したパク・ボギョムが優勝カップを手にした。また、優勝賞金1億4400万ウォン(約1450万円)を獲得した。

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 パク・ボギョムは、雨風という悪条件の中で大会最終日、第2ラウンドでホールインワンと4バーディー、2ボギーを記録し、4アンダー68とした。通算7アンダーの137としたパク・ボギョムは、2位グループを3打差で抑えて、ツアーデビュー3年目で初めて優勝を手にした。

 今大会は、初日から悪天候の大会となった。土曜日には一日中雨が降り、第1ラウンドの残り試合から4時間以上遅延し、結局36ホールに縮小された。

 試合後、優勝したパク・ボギョムは「予想もしていなかった優勝に驚き、本当にうれしい。2023シーズンのドリームツアーを並行しなければならない状況だったが、来週から気を楽にプレーすることができそうで、本当に感謝している」とし、「8番アイアンを使って、5メートルほど転がって入った。今大会を準備しながら、弾道とスピンコントロールがうまくいき、キャディからは『もうすぐホールインワンも出そうだ』と言われた。そう話していたところで、本当にホールインワンを記録することができて、自分でもびっくりしている」とホールインワンの感動を伝えた。

 また、手にした優勝賞金については「もうすぐ両親の日(韓国では5月の第2日曜日)だから、両親にプレゼントを用意したい」とし、「シードに対する心配もなくなり、自分がしたいプレーをより果敢にチャレンジできそうだ」として今大会を”ターニングポイント”と呼んだ。

 一方で、悔しい点はこれまでKLPGAツアーで新人ルーキーの勢いを見せていた新人選手のキム・ミンビョル、ファン・ユミン、パン・シンシルの成績が振るわなかったことだ。

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