優勝したイム・ジンヒがショットを打っている(画像提供:wowkorea)
優勝したイム・ジンヒがショットを打っている(画像提供:wowkorea)
KLPGAツアー6年目のイム・ジンヒ(25)が14日、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)市スウォン(水原)カントリークラブで開催されたNH投資証券レディースチャンピオンシップで、通算15アンダーで優勝し賞金1億4400万ウォン(約1460万円)を獲得した。

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 3ラウンドを3位でスタートしたルーキー=バン・シンシルが290ヤードを越える長打を武器に1打差で単独トップとして16番ホールまでプレーしていたが、17・18番ホールで連続ボギーで3位に下がった反面、イム・ジンヒは落ち着いて17・18番ホールで連続バーディーを決めて、劇的な逆転優勝を果たした。

 初日と2日目に首位タイを記録し、最終日に勝利したワイヤー・トゥー・ワイヤー優勝で個人的には2018年に正規ツアーにデビューして以来、通算3度目の優勝だ。

 この日、チャンピオン組では最終日まで勝負を予測できない大接戦が繰り広げられた。シーズン最多勝を狙うイ・イェウォン(20)、長打で突風を巻き起こす“恐ろしいルーキー”バン・シンシル、最後に恐ろしい勢いであがってくるパク・ジヨン(26)までし烈な優勝争いを繰り広げたが、イム・ジンヒは揺らぐことなく、バーディーを記録して優勝を確定した。

 優勝後、イム・ジンヒは「とてもうれしい。シーズン序盤だが優勝できて本当にうれしいし、特にこうしてギャラリーの多い大会で優勝できて格別でさらにうれしい。ことしの目標で少なくとも2勝を挙げたい」と述べた。

 また、ギャラリーも多くて長打を打つ選手、ファンの多い選手と一緒に試合をしながら気になった部分についての質問には「正直、バン・シンシル選手のドライバー飛距離を見れば有利だと思わずにはいられない。しかし、ゴルフは距離がすべてではない。そして、すべての人がわたしにできることだけしろと助言してくれた。それだけを考えながら最大限気にしないようにした」とし、機会があれば米国に挑戦すると述べた。

 バン・シンシルは一般選手たちより飛距離が平均20メートルも長く、レベルが異なる飛距離を見せてショットするたびにギャラリーたちの「わぁ!」という声が上がっていたが、正確なパッティングとセカンドドライブの悔しさで3位となり、次の試合を期待させるKLPGAの興行カードになった。

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