尹錫悦大統領(中央)が20日、日本の広島で開かれている先進7カ国首脳会議(G7サミット)の拡大会合に出席した。インドのモディ首相(左)、フランスのマクロン大統領の隣の席で会合に臨んだ尹大統領=(聯合ニュース)
尹錫悦大統領(中央)が20日、日本の広島で開かれている先進7カ国首脳会議(G7サミット)の拡大会合に出席した。インドのモディ首相(左)、フランスのマクロン大統領の隣の席で会合に臨んだ尹大統領=(聯合ニュース)
【広島聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は20日、日本の広島で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)の拡大会合に出席し、「気候クラブ」に参加する意向を明らかにした。気候クラブは2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指すため、G7が設立した。

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 韓国大統領室によると、尹大統領は「国際社会には気候変動、生物多様性の損失、環境汚染という危機に立ち向かわなければならない共通の責任がある」と表明。「各国が約束してきた気候目標と炭素中立目標を達成するため技術を革新、共有しなければならず、必要な財源を確保しなければならない」と強調した。

 また、インド太平洋地域内に「水素協力プラットフォーム」を構築するよう提案した。今月29~30日にソウルで開催される韓国と太平洋島しょ国の首脳会議に言及し、「この会議を機に、太平洋島しょ国に気候変動への対応とクリーンエネルギーへの移行を支援するための具体的な方策を模索する」と紹介した。


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