優勝者ソン・ユジンが優勝カップにキス(画像提供:wowkorea)
優勝者ソン・ユジンが優勝カップにキス(画像提供:wowkorea)
去る21日、カンウォンド(江原道)チュンチョン(春川)市のLADENAゴルフクラブで開かれた韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーのシーズン9回目の大会=KLPGAツアー唯一のマッチプレー形式で開かれた「KLPGA DOOSANマッチプレーチャンピオンシップ」決勝戦で、ソン・ユジンは2020年生まれの”同い年選手”パク・ヒョンギョンを相手に3ホールを残して4ホール差で余裕の勝利。優勝賞金2億2500万ドルを手にした。昨年6月「ロッテオープン」で初優勝を獲得して以来、2勝目だ。

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 この日、準決勝と決勝戦でソン・ユジンが見せたプレーは、とにかく”圧倒的”だった。決勝に先立ち行われた準決勝で、ディフェンディングチャンピオンのホン・ジョンミンを相手にソン・ユジンは、1イーグル・3バーディーで4ホール差と余裕の決勝進出となった。決勝戦でもKLPGAツアー3勝のパク・ヒョンギョンを相手に再び圧倒的な競技力で優勝を手にした。

 2019年KLPGAにデビューしたソン・ユジンは、それまでは大きく目に留まるような活躍は見せられていなかったが、昨年「ロッテオープン」で人生初の優勝を経験し、ことしは米LPGA準優勝とKLPGA2度目の優勝まで手にして、デビュー後、最も輝くシーズンを送っている。

 試合後のインタビューでソン・ユジンは「厳しい試合をうまく終えることができて、うれしい」とし、「きょうが最も大変だった。すばらしい選手たちと共に自分自身のプレーを続けていくことは、容易なことではなかった。幸いプレーがうまくいき、優勝まで手にすることができた」と心境を明かした。

 また「シーズン初勝利となり、メインスポンサーが主催する8月の『ハンファクラシック』でも必ず優勝したい」と次を見据えた。

 ソン・ユジンと最後まで優勝を争ったパク・ヒョンギョンは通算4勝の機会を手にしたが、結局、準優勝で大会を終えて悔しさを残した。この2年間、8度の準優勝を経験しながら、再び優勝に挑戦したが、ソン・ユジンの競技力に押されて準優勝で満足しなければならず、観戦に訪れたファンと共に悔しさを味わった。

 一方、3・4位はディフェンディングチャンピオンのホン・ジョンミンとナ・ヒウォンが延長までもつれ込む接戦の末、勝負が決まらず、3位タイで大会を終えた。

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