【公演レポ】「KCON JAPAN 2023」2日目、「AB6IX」、「ATBO」、「ATEEZ」、「DXTEEN」、「JO1」、「LE SSERAFIM」、「VIVIZ」、「XG」が大熱狂の渦へ!
5月12日から14日の3日間にわたり、幕張メッセにて世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2023」が開催された。2日目のSHOWには、「AB6IX」、「ATBO」、「ATEEZ」、「DXTEEN」、「JO1」、「LE SSERAFIM」、「VIVIZ」、「XG」が出演し、MCは「ATEEZ」のYUNHOと「LE SSERAFIM」のKAZUHAが務め、「KCON」でしか見ることのできない特別な内容で会場に集まったファンを楽しませた。
大型ビジョンに次に登場するアーティストの映像が流れると、メンバーの名前を叫ぶファンたち。ステージに「THE BOYZ」の弟分グループである7人組ボーイズグループの「ATBO」が登場すると、この日が初公開となる5月18日発売の3rdミニアルバムのリード曲「Next to Me」を1曲目に披露。ファンキーなブラスサウンドに乗せてリズミカルなラップと爽やかな歌声を会場に響かせ、「夢に向かってもっと高いところに飛翔していく」という「ATBO」の意志と抱負を届けた。歌い終えると、「せーの、Start with us!こんにちは、ATBOです!」とあいさつ。「KCON 2022」に続き2度目の出演となる彼らは、「気分がとっても良いですよ!」と日本語で喜びを叫ぶ。そして、「頑張って準備した曲がもう一曲あるので、僕たちと一緒に盛り上がりましょう!」と次の曲を紹介し、「ATTITUDE」のステージへ。1曲目の明るい雰囲気とは真逆の強烈な808ベースと中毒性のあるメロディー、ダークでクールな魅力で会場を虜にした。
「JO1」と「INI」の弟分グループとして5月10日にデビューしたばかりの6人組ボーイズグループ「DXTEEN」は、デビューシングルから「Brand New Day」を韓国語で披露。爽やかな風を感じる煌びやかなシンセやファンキーなギターサウンド、メンバーの甘い歌声でファンの心をときめかせる。歌い終え、「KCONersの皆さん、盛り上がっていますか!」と興奮気味に叫ぶと、KCONersも完成で応える。「DXTEENは5月10日にデビューしたばかりですが、初めてKCONのステージに立ててこうやって皆さんと一緒に時間を過ごせて本当にうれしいです。これからも一生懸命頑張るDXTEENになるので、あたたかく見守ってください」と伝え、2曲目に「Come Over」を披露し、眩しい笑顔を炸裂。
ファンの心を鷲づかみにした「DXTEEN」は、「Gen-Z POP Special」のコーナーで、「NCT DREAM」の「CANDY」を披露することも。バスケユニフォーム風タンクにオーバーオールやバギーパンツといった衣装を身にまとい、座ってピョンピョン跳ねる「パワーレーサーダンス」や「ハンマーダンス」を繰り広げ、「DXTEEN」のキュートな魅力も倍増! メンバーの笑顔で会場は温かい空気で満たされた。
続いて、日本人7人組ガールズグループ「XG」のステージへ。「XG」の紹介映像がビジョンに流れた瞬間、会場からは大きなどよめきが沸き起こった。2022年3月18日にデビューしているXGだが、韓国の音楽番組でパフォーマンスしてきたものの、日本でのステージは今回が初めて。彼女たちのパフォーマンスを生で見ることができるというファンの期待感に満ち溢れ、会場の空気もこれまでとは違った緊張感で張りつめていた。そんな中、サングラスをしたXGが登場すると、わっと大歓声が沸き起こった。鋭いビートにのせて、花道を歩きながらメインステージに移動し、「SHOOTING STAR」を披露。クールかつエレガントなパフォーマンスで会場中を一気に惹きつけた。
「Ready? Hi! We are XG」とあいさつすると、「みなさんに本当にお会いしたかったので、KCON2023でお会いできたことを本当にうれしく思っています」と笑顔を見せた。次の曲紹介では「『LEFT RIGHT』は、何にも左右されずに夢に向かって走って行こうという私たちの思いが込められています」と説明。「最高な思い出を作りましょう!」と伝えると、「LEFT RIGHT」を披露。幻想的なシンセループとトラップビートにのせてシンギングラップを繰り広げ、心地よいグルーヴが陶酔の世界へと誘った。
「LE SSERAFIM」のステージになると、会場が揺れるほどの歓声が上がった。ステージからせり上がって登場した「LE SSERAFIM」は、デニムを基調にした衣装を身にまとい、クールな表情で会場を虜に。グルーヴ感のあるギターと細かく刻まれるクラップ音が会場に響くと、5月1日にリリースされたばかりの新曲「UNFORGIVEN」を披露。頭の上に指を立てて角を作る振付や妖艶にしてワイルドな四つん這いのポーズなど、ダイナミックなステージを繰り広げると、地鳴りのような大歓声が響き渡る。息をもつかせぬ圧巻のパフォーマンスでKCONersを魅了すると、ファンとアーティストが一つになる一心同体のコーナー「CCCV」がスタート。カメラに映し出されたファンは驚きながらも、ハートのポーズを見せて「LE SSERAFIM」に愛情を表現。そのポーズを見たメンバーもファンと同じポーズをして、ファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。また、サプライズプレゼントとしてサイン入りTシャツをエアガンで発射。プレゼントをゲットしたファンを見て、「おめでと!」、「楽しいですね~」、「プレゼントでしたっ」と日本語でコメントするたびに、「かわいい」という声が漏れていた。
EUNCHAEが「KCONer! 私たちの仲間になれ~!」と日本語で叫ぶと、ディスコポップスタイルが印象的な「NO RETURN」のステージへ。「here we are here we are」と口ずさみたくなるようなキャッチーな楽曲で会場を盛り上げた。
また、ドリームステージでは、大勢のファンと一緒に「ANTIFRAGILE」をパフォーマンスし、KCONでしか味わえない特別な時間を過ごした。