黙とうをささげる鄭議員=24日、ニューヨーク(聯合)
黙とうをささげる鄭議員=24日、ニューヨーク(聯合)
李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の特使として米国を訪問しているハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員は24日、ニューヨーク・マンハッタンにある米同時多発テロで標的となった世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」を訪れ、献花するとともに犠牲者のめい福を祈った。

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これに先立ち鄭議員ら一行はウォールストリートジャーナルを訪問し、韓国問題に関心を持つマスコミ関係者らと会い、韓米同盟強化と北朝鮮の核問題、ニューヨークフィルオーケストラの平壌公演などについて意見を交わした。

 夕方にはコリアソサエティ主催の夕食会に出席した。鄭議員はこの席で李次期大統領が韓米同盟関係と韓日関係強化を望んでいると述べたほか、韓米自由貿易協定(FTA)の速やかな批准を希望しており、牛肉問題の重要性も認識していると伝えた。FTA批准は牛肉問題と総選挙などにより順調ではないが、韓米FTAが経済だけでなく戦略的にも利益があり、両国の国民生活の質向上にもつながるため、早期の批准が必要だと強調した。


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