<女子ゴルフ>LPGA平均パット数2位のキム・ヒョジュ、自信が持てるラウンド前のパット練習方法も伝授(画像提供:wowkorea)
<女子ゴルフ>LPGA平均パット数2位のキム・ヒョジュ、自信が持てるラウンド前のパット練習方法も伝授(画像提供:wowkorea)
教科書のようなスイングフォームと鋭いアイアンショットのキム・ヒョジュ(ヒョージュ)はパッティングのレベルも高い。2015年にLPGA(米国女子プロゴルフ)ツアーに進出して通算4勝を挙げ、平均パット数も10位より落ちたことはない。2022シーズンでは平均パット数3位となり、2023年6月5日みずほアメリカオープン終了時点でパーオン率も2位、2019年には平均パット数とパーオン率で1位を獲得している。

キム・ヒョジュ の最新ニュースまとめ

 そんなキム・ヒョジュがパッティングで一番大事に考えているのは距離感だ。「いくらラインをよく読めても距離が合わなければ入る可能性はない。一方、距離さえ合えばある程度は成功する確率が高い」と説明する。

 キム・ヒョジュが勧めるカップを見てストロークする「ノールックパット」は、PGA(米国プロゴルフ)ツアー通算13勝のジョーダン・スピースの方法としても有名。先月、KPGA(韓国プロゴルフ)コリアンツアーSKテレコムオープンで優勝したペク・ソクヒョンもボールではなくカップを見て打つノールックパットによってコリアンツアーデビュー10年で初優勝を手にした。

 キム・ヒョジュは「これはアマチュアの方にも役に立つヒント。私たちはボールばかりを見てパッティングをするのに慣れている。カップまでの距離をそんなに神経使わずに距離感を合わせるのは難しいこと。距離を直接見る視覚的な効果が意外に大きい。私は大会中もパッティングの距離感が分からない時はカップを見て打ってしまう」と説明した。

 また「特に長い距離のパッティングが問題。テイクバックを少しだけしても切り返してからの動作は結構大きくて、まるでフィニッシュのような姿勢になるアマチュアの方がいる。余裕を持ってテイクバックをしてもストロークする時に減速する傾向もみられる。これは私がやってはいけないといつも言っている行動だ」と指摘。

 テイクバックをした時の力の大きさが一定すると、一貫したパッティングができるという。例えば2対2、3対3といった比率で、バックに2秒かけたら戻ってくるのも2秒ということだ。長い距離が残ったら、テイクバックに余裕を持って切り返してからも同じように余裕を持って打つことを勧めている。これでボールがカップを過ぎても短いよりはマシだ。

 グリーンの傾斜を把握できないアマチュアのためのヒントも公開した。

 キム・ヒョジュは「全体的なグリーンの傾斜を先に見て、ボールの後ろに行って小さな丘を把握するというのがプロのやり方。まっすぐ打った時、ボールがどこにどれくらい曲がるかを考えて、それに合わせてラインを計算すると、もっと楽になる」と説明した。

 さらにパッティングの成功率を高める秘訣は自信だという。大会直前に長いパットの距離感を合わせる練習を少しした後で、短い距離のパット練習をたくさんしてからラウンドに入る。こうする理由はカップの中にボールが落ちて行くのをたくさん見るほど自信が出てくるからだ。キム・ヒョジュは「アマチュアの方もラウンド直前に練習グリーンで近いところからカップにたくさん入れてからラウンドをすると自信があふれてくるはず」と明かした。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 5