第2世代ボーイズグループ「U-KISS」1(画像提供:wowkorea)
第2世代ボーイズグループ「U-KISS」1(画像提供:wowkorea)
長い時間、活動休止状態だった第2世代ボーイズグループの感激のカムバックが続く予定だ。所属事務所の移籍、軍入隊による空白期、メンバー脱退など、さまざまな難関を克服してきた「U-KISS」、「TEENTOP」、「INFINITE」がカムバックの準備中だ。

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 「U-KISS」は今月28日、ミニアルバム「PLAY LIST」でまず最初にカムバックする。2008年にデビューし、「Man Man Ha Ni」、「Bingeul Bingeul」、「Shut Up」などの曲で人気を集めたグループだ。

 カムバックは、なんと5年6か月ぶりとなる。「U-KISS」は、2017年12月にシングル「Ready for U」を発表後、新譜がなかった。

 また彼らは、メンバーの入れ替わりが頻繁なグループだったため、メンバーごとに元所属事務所NH EMGと結んだ専属契約期間が異なり、それぞれ軍服務開始時期にもかなり差があった。そんな中で、専属契約が満了したメンバーが1人、2人と所属事務所を去り、グループ活動の再開はますます難しくなった。

 結局、すべてのメンバーが既存の所属事務所を離れることになり、解散の道を進むかと思われたが、シン・スヒョン、イ・キソプ、フンの3人が昨年、できたばかりの芸能事務所TANGO MUSICに共に移籍し、転換点が作られた。

 「行くよ!」(The Wonderful Escape)をタイトル曲として掲げた新しいアルバム「プレイリスト」は、そうして完成した。デビュー15周年を記念するアルバムであり、アレクサンダー、イライ、AJまで作業に共に参加したアルバムだけに、より重要だ。「U-KISS」は、6人体制で15周年アルバム活動を行い、ファンたちと新しい思い出を積む計画だ。

 2010年にデビューし、「Miss Right」、「No more perfume on you」、「Rocking」などで活動した「TEENTOP」は来月4日、ニューアルバム「TEENTOP 4SHO」で約3年ぶりにカムバックする。軍入隊の空白期という大きな山をうまく乗り越えて、ファンたちのもとに戻ってくるのだ。メンバーのニエルとチャンジョは、所属事務所が変わったがグループを去ることなく、アルバムを準備し、グループ活動への意志を見せた。

 彼らはことし5月、いち早くカムバックを宣言し新しい活動準備に乗り出したが、その渦中にリーダーだったC.A.Pが生配信で騒動を起こした後、グループを脱退して危機を迎えた。

 幸い、残りのメンバーは動揺せずにグループをよく維持した。チョンジ、ニエル、Ricky、チャンジョの4人体制に変貌した「TEENTOP」は、ニューアルバム名をFor Sureの略語を活用した「TEENTOP [4SHO]」と定め、“確実で当然の約束”という意味を込めてファンたちの信頼に答える意志を明らかにした。

 「TEENTOP」は、カムバック後の7月15~16日の両日間ソウル市内にあるNodeulseom Live Houseで「2023 TEENTOP we gonna rock it drop it top t stop it pop it LIVE」というタイトルで、単独コンサートも開催する予定だ。

 「TEENTOP」と同年にデビューし、「Be Mine」、「The Chaser」などの曲で人気を集めた「INFINITE」の場合、最近グループ活動のための事務所“INFINITE COMPANY”を設立したニュースを知らせて注目された。ソンギュ、ドンウ、ウヒョン、ソンヨル、エル、ソンジョンらグループに残っている6人全員が前所属事務所WOOLLIMエンターテイメントを離れ、それぞれ別の所属事務所に所属している状況だ。その中でメンバーたちは、完全体の活動ができる窓口の必要性を感じ、INFINITE COMPANYを設立することを決めた。事務所の代表は、グループのリーダー、ソンギュだ。

 「INFINITE」は今月9日、新たにオープンした公式YouTubeチャンネルを通じて、デビュー13周年記念の生配信を行い、INFINITE COMPANYで行っていく活動に拍車をかけた。また、生配信の最後に「8月19日と20日は空けておいていただきたい」と言及してファンの期待感を高めた状況だ。

 「INFINITE」が今後を述べた日に、新しいコンサートやアルバムを披露するのか、注目されている。2019年12月にシングル「CLOCK」をリリース後、長く新譜の発表がなかったため、カムバック作に向けたファンの期待感は膨らんでいる。これに先立ち、リーダーのソンギュは今月28日にニューソロアルバム「2023 S/S Collection」活動でファンたちと先に会う予定だ。

 また昨年には、第2世代ガールズグループの「少女時代」と「KARA」がデビュー15周年を迎え、久しぶりに新しいアルバムをリリースして成功的な活動を繰り広げた。「少女時代」は20万枚に近いアルバム初動売上量を記録し、主要音源チャート最上位圏にランクインして底力を見せた。「KARA」も新曲を主要音源チャート上位に載せ、韓国はもちろん日本でもファンミーティングを盛況裏に終えて華麗な帰還を知らせた。

 そんな状況で、バトンを受け継ぐボーイズグループが繰り広げる活躍にも期待が集まる。「U-KISS」は、カムバック後に日本で開催する単独コンサートのスケジュールをすでに確定させた状態だ。「TEENTOP」は、最近マカオでファンミーティングを開き、海外の絶え間ない人気を立証すると同時に、カムバックの雰囲気を存分に引き上げた。

 彼らの活躍は、ロングランアイドルグループが増えることに肯定的な影響を及ぼすと見られる。ある歌謡宣伝会社の関係者は、「『少女時代』と『KARA』の成功的なカムバック活動が、似た時期に活動したボーイズグループに刺激剤になったはずだ」とし、「韓国国内はもちろん、海外でもファンダムが維持されているグループであり、K-POPアルバム市場の活況が持続する状況でもあるだけに、全盛期の時に劣らない成果も期待できる」と見通した。
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