韓国映画「コンクリート・ユートピア」のキャスト、公開日、あらすじ
8月に公開を控える同作は、大地震で廃墟となってしまったソウルで、唯一残ったファングンマンションに生存者が集まってくることから始まる物語を描いた災害ドラマだ。斬新な素材、淡々とした世界観で既存の災害映画と差別化された楽しさを予告している同作が、生存者スチールを初公開した。今回公開されたスチールカットは、ソウルで唯一崩れていないファングンマンションで、各自のやり方で生き延びた人々の印象深い姿が視線を捕らえる。住民の安否のためなら、どんな危険もいとわない新しい住民代表“ヨンタク”(イ・ビョンホン扮)のスチールは、修飾語が必要ない俳優イ・ビョンホンの重厚なカリスマが加わり、一座を圧倒する存在感をみせる。また家族を守るのがたった1つの目標になった“ミンソン”(パク・ソジュン扮)のスチールは、キャラクターの内面を深く描き出したパク・ソジュンの、これまでに見られなかった新しい顔を期待させる。ここに、災害の中でも信念を失わない“ミョンファ”(パク・ボヨン扮)のスチールは、揺れない固い芯を持ったキャラクターに完璧になりきったパク・ボヨンの鮮やかな目つきで、視線を集中させる。
ファングンマンションの婦女会長“クムエ”(キム・ソニョン扮)のスチールは、卓越した状況判断力で誰より早く変化に適応する行動派の一面をうかがわせる。一方、外部で暮らしていたが戻って来た“ヘウォン”(パク・ジフ扮)と、非協力的な住民“ドギュン”(キム・ドユン扮)のスチールは、危なげな雰囲気をかもして一時も緊張を遅らせることができない災害ドラマに対する期待を高める。一緒に生存するために、お互いに違った選択をする現実的なキャラクターに生命力を吹き込んだキム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユンの熱演は、観客の没入感を一層引き上げるはずだ。このように、深い印象を残す生存者スチールを公開した同作は、観客に差別化された災害映画としての新しい映画的体験を届ける予定だ。
一方、2014年の連載以降、好評を集めてきた作家キム・スンニュンの人気ウェブ漫画「愉快ないじめ」の2部「愉快な隣人」を原作に、新しく脚色した「コンクリートユートピア」は今夏、今まで見ることができなかった新しいスタイルの映画として、観客を訪ねる。
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