今月6日、韓国に帰国した金ミン哉=(聯合ニュース)
今月6日、韓国に帰国した金ミン哉=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ドイツのサッカー情報メディア、トランスファーマルクトが公表した選手の最新の市場価値によると、イタリア・セリエAの2022~23年シーズンの最優秀DFに選ばれた韓国の金ミン哉(キム・ミンジェ、ナポリ)の価値は6000万ユーロ(約94億円)で、1年前の1400万ユーロから4倍以上に上昇した。

キム・ミンジェ の最新ニュースまとめ

 トランスファーマルクトは、今年3月には金の価値を5000万ユーロと評価していたが、3か月後の今月15日に6000万ユーロに引き上げた。

 一方、イングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国の孫興ミン(ソン・フンミン)の市場価値は5000万ユーロで、金を下回った。今年3月の時点では6000万ユーロだったが、今月20日に1000万ユーロ引き下げられた。

 孫はトランスファーマルクトの評価で20年12月に9000万ユーロの価値を記録していた。1年前の昨年6月時点では7500万ユーロと、金の5倍以上高かった。

 市場価値の世界ランキングで金は59位、アジア選手ではトップだった。孫は79位。

 22~23年シーズンのナポリのセリエA優勝に貢献した金は、ドイツのバイエルン・ミュンヘンやイングランドのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性が取り沙汰されている。

 金は18年のジャカルタ・アジア大会で韓国の金メダル獲得に貢献し、事実上の兵役免除の対象となっている。韓国で15日から3週間の基礎軍事訓練を受けており、訓練が終わる7月6日以降に来シーズンの活躍の場が決まる見通しだ。


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