韓国野党　尹政権の外交安保政策に注文＝朝鮮戦争開戦７３年迎え

【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」は朝鮮戦争の開戦から７３年となる２５日、参戦兵士らの犠牲と献身に敬意を表したうえで、朝鮮半島の平和に向けて努力するよう尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権に求めた。　　同党の朴省俊（パク・ソンジュン）報道官は同日の会見で、北朝鮮に対し軍事挑発をやめて対話に乗り出すよう求めるとともに、尹政権の外交安保政策に注文をつけた。朴氏は尹政権について「朝鮮半島の緊張感を高めることに同調している」としたうえで、北朝鮮との対話をはじめとする外交努力を通じて南北関係を管理するよう望むと強調した。　別の革新系野党「正義党」の報道官もこの日、尹政権に対し「朝鮮半島の平和を守ることが国の最優先の責務」と訴えたうえで、「特定の国との軍事同盟による『強対強』の外交では平和を守れない」と指摘した。