ポスコ・インターナショナルがデンマーク企業と提携、洋上風力発電事業へ本腰=韓国(画像提供:wowkorea)
ポスコ・インターナショナルがデンマーク企業と提携、洋上風力発電事業へ本腰=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の総合商社「ポスコ・インターナショナル」は26日、デンマーク系の大手年金基金「コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)」と「ポハン(浦項)における洋上風力発電およびグリーンビジネスでの協力に向けた覚書」を締結したと27日、発表した。

主な協力内容は、浦項地域における洋上風力発電事業の開発やグリーン水素・グリーンアンモニアなどのグリーンビジネスの開拓だ。

浦項市における洋上風力発電事業の共同推進を決めた背景について同社は「浦項地域にはポスコの製鉄所や化学会社のポスコフューチャーMの拠点があり、当社グループにとって再生可能エネルギー供給の拠点となっているため」と話した。

同社は最近、エネルギーや鉄鋼、食糧などを含む全事業で持続可能な成長を図る方向へと事業転換を図った。2027年まで陸上風力発電所がある韓国シンアン(新安)郡付近の海上に300メガワット規模の洋上風力発電所を建設するなどして、風力発電事業の発電電力量を、2030年までに現在の30倍以上となる2ギガワットまで増やす計画だ。

一方CIPによる現時点の運用資産は約280億ユーロ(約4兆4043億円)に上る。韓国を含む14か国で50ギガワット規模の洋上風力発電事業を手掛けるほか、陸上風力発電や太陽光発電など多様な再生可能エネルギー事業に投資している。



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