＜女子ゴルフ＞昨年アジアアマランク1位の新人ファン・ユミン、初優勝…ルーキー同士のプレーオフ制す＝「大有WINIA・MBN女子オープン」

9日、キョンギド（京畿道）ポチョン（抱川）市の大有 Montvertカントリークラブで開催された韓国女子プロゴルフ（KLPGA）ツアー「大有WINIA・MBN女子オープン」でプレーオフの末、同期となるライバルルーキーのキム・ミンビョルを破ったファン・ユミンが初優勝を果たし、優勝賞金1億8000万ウォン（約1970万円）を獲得した。

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　14番ホールまでトップが7人になるほど激しい戦いが繰り広げられていたが、最後の18番でファン・ユミンとキム・ミンビョルが共にバーディーを獲得して計13アンダーとなり、プレーオフに入った。

　18番で行われたプレーオフで、ファン・ユミンは落ち着いてセカンドショットをグリーンに乗せたが、キム・ミンビョルはセカンドショットでグリーンに乗せられず、ファン・ユミンはバーディーパットを沈めて優勝を決めた。ファン・ユミンは“ドラコン女王”パン・シンシルに続いてことしのルーキー2人目の優勝となった。

　昨年まで韓国代表のエースとして活躍し、アマチュアアジアランキング1位となったファン・ユミンは大きな関心が注がれてきたが、シーズン序盤は振るわない成績が続いた。しかし今回の優勝により新人賞争いでも有利な位置に上がった。

　ファン・ユミンは優勝後のインタビューで「シーズン序盤でショットが乱れて、試合がうまくいかない時、少しずつよくなっていけば必ず優勝できると思っていた。本当にこうして優勝できて自分自身が誇らしく、うれしい。祖父の体調が良くないのだが、私が優勝したことを聞いて元気に長生きしてもらいたい」と涙を見せた。

　また「アメリカでたくさんの優勝をして、永久シードを獲得するのが目標」と語った。