左から、NHNコマースのイ・ユンソク代表、アイコニックの創業主であるマウリツィオ・コルトティ氏、アイコニックのリカルド・ビランチオーニ代表(画像提供:wowkorea)
左から、NHNコマースのイ・ユンソク代表、アイコニックの創業主であるマウリツィオ・コルトティ氏、アイコニックのリカルド・ビランチオーニ代表(画像提供:wowkorea)
電子商取引(EC)事業を手掛けるNHNマースは11日、イタリアのEC企業アイコニックの株式77.8%を買収し、欧州における新たな拠点を確保して世界市場の拡大に乗り出すと発表した。

同社は6月、600億ウォン(約65億3688万円)規模の第三者割当有償増資を行い、世界事業の拡大に集中投資する計画を明かしていた。

1934年に創業したアイコニックは、高級ファッションブランドの流通において競争力を持つ。年間売上高は1000億ウォン(約108億9480万円)規模。イタリアでブランド「コルトルティ(coltorti)」のチェーン店を展開すると同時に、同名のECサイトを通じて250以上のブランドによるファッション・雑貨商品を100か国以上に提供している。

同社は今回の買収で、世界の高級ブランドと強固なネットワークを築けることとなった。こ今後はブランドと協力し、韓国や中国をはじめとした世界に商品を流通させる一方、韓国ブランドの世界進出も支援する。

これと共にNHNコマースは、韓国の代表的なショッピングモール構築ソリューション「ショップバイ」で築いた技術力を、アイコニックのECプラットフォームにも連動させ、持続的な成長を図る計画だ。

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