本記事では夜公演をお届けする。
ジェジュン の最新ニュースまとめ
開演時間が過ぎ、場内が暗転すると壮大なオーケストラサウンドが会場に響き渡る。そして、スモークのたかれたメインステージの中央から、バックライトに照らされた5人の姿が現れると大きな歓声が沸き上がった。そこへ、この日の司会者として「SUPERNOVA」のパク・ゴニルが登場し、観客に向けて「楽しい時間を過ごす準備はできましたか?」と投げかける。
会場が大きな歓声に包まれる中、まずは一人ずつあいさつすることに。キム・ヨンデは「みなさん、こんにちは。私はキム・ヨンデです(日本語)。このような場に立つことになるとは夢にも思っていませんでした。とても幸せですし、ドキドキして緊張しています。こうして素敵な先輩方とご一緒できてとても光栄に思っています。お越し下さった皆さんの気持ちに応えられるよう最善を尽くしますので、大目に見てください」と伝え、ファン・ミンヒョンは「(日本語で)みなさん、こんばんは。ファン・ミンヒョンです。日本で久しぶりに、そしてステージで皆さんにあいさつすることができて、とても楽しいし嬉しいです。そして、前から好きで尊敬する先輩の皆さんと一緒に立つことができてめっちゃ光栄でうれしいです。最後まで一緒に楽しい思い出を作りましょう」と爽やかな笑顔を見せた。ジェジュンも日本語で「こんばんは、ジェジュンです」とあいさつすると、大きな声援に照れながら「今日は『男神』スペシャルですね。なんで僕が混ざっているのか、不思議な感じですが(笑)、とても光栄だと思っています。最初から最後まで楽しんでください」と微笑み、キム・ソンホは「こんばんは、お会いできて光栄です(日本語)。僕はキム・ソンホと申します。このような素晴らしいアーティストの皆さんとご一緒できてとても光栄で嬉しく思っています。みなさんと共に幸せな時間を過ごしたいと思います」と緊張気味にあいさつ。最後にジュニョンは日本語で「みなさん、こんばんは。忙しいところ遊びに来てくださった、僕たち5人の『男神』を応援してくれるファンの皆さん、心から感謝しております。力をもらって素敵なステージをみなさんに見せたいと思うので、最後まで盛り上がっていきたいと思います。よろしくお願いします」と力強く意気込んだ。
「男神」の最初のステージを飾ったのは、ドラマ「流れ星」や「ペントハウス」などの話題作に出演し注目を集める俳優キム・ヨンデ。オープニングのブラックスーツスタイルとは違った、デニムスタイルで登場した彼は、スタンドマイクに手を添えながら、ドラマ「流れ星」OSTのSondiaとヴィンセント・ブルーの「そうして君は僕の秘密になった」を披露。洗練されたピアノサウンドと甘い歌声を響かせ、ファンをうっとりさせた。歌い終わると日本語で「こんばんは、私はキム・ヨンデです。みなさん、とてもきれいですね」と伝え、ファンの心をグっと掴む。彼は「最初のステージを飾ったことでとても緊張しています。こうしてお越しいただき心から感謝しています。皆さんからの愛に応えられるように最善を尽くしたいと思います」と意気込むと次の曲へ。センターステージに移動しアコースティックギターを持ち椅子に座ると、「皆さんに告白するという気持ちで準備しました」という気持ちを込めてMAKTUBとク・ユンフェの「Marry Me」を弾き語りで、伸びやかであたたかい歌声を届けた。
続いて、さまざまな質問に時間内に答えていく「ヨンデ’s 100秒TMI」というコーナーへ。「シャワーするときに口ずさむ歌は?」という質問では「『東方神起』のヒット曲『呪文-MIROTIC-』を歌う」と答えてその場で披露することも。「今日のTMIは?」という質問には「サウナに行ったけどタオルを持っていくのを忘れて濡れたまま服を着た」とおもしろエピソードを話し、最後は「好きな日本語は? “大好き”と“愛してる”のどちらか?」という質問に「大好き、愛してる」と心を込めて伝え、ファンを大いに喜ばせた。
ミニトークコーナーが終わると、彼は「皆さんとデートができるのなら、夜この曲を歌いながら呼び出したい」と伝え、ジョクジェの「星を見に行こう」を披露。客席を照らすペンライトがゆっくりと左右に揺れる中、ステージをゆっくりと歩きながら歌い、投げキッスもしてファンサービス。彼は「皆さんにお会いできてとても幸せな思い出になりました。僕の人生において一生残ると思います。これからも皆さんの大きな愛に応えられるように、立派で身近に感じられる俳優になりたいと思います」と伝え、最後に「ありがとうございます。愛している」と日本語で叫び、ステージを後にした。
続いて、現在歌手としても活躍するイ・ジュニョンは、清水翔太の「Curtain Call(Feat. Taka)」を1曲目に披露。ステージを自由に移動しながら「みなさん、一緒に!」と投げかけて会場を盛り上げる。この曲を選んだ理由について、彼は「歌詞が希望的だし、今回のイベントのために日本語の勉強をやってきたんだけど、勉強をするときに聴いた曲が清水翔太さんの曲で、皆さんの前で歌えたらいいなと思って選びました」と説明した。
「ジュニョンのOXクイズ」のコーナーでは、「作品名だけを聞いても名セリフが言える」という質問にマルと答え、1分間で5つの作品のセリフを当てることに挑戦。日本映画『ラブレター』は韓国でも有名なため「お元気ですかー」と難なくクリア。「花より男子」は少し悩みながらも、牧野つくしの「ありえないっつーの」や韓国ドラマ「相続者たち」の「俺はお前を好きなのか?」、そのほか「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」といったアニメの名セリフをすべて答えて大成功。
トークコーナーを終えると、ダンサーと共にステージに再登場したジュニョンは、「Phenomenal World」のステージで心地いいグルーヴへと誘う。センターステージに移動すると、激しいダンスを繰り広げ、そのエネルギッシュな姿に会場全体が沸き上がる。最後の曲「Come Alive」では客席に手拍子を求めながら会場を煽り、パッション感じるパフォーマンスに会場もペンライトを激しく振りながら楽しんでいた。
3番目に登場したファン・ミンヒョンは、ことし2月にリリースした1stミニアルバムのリード曲「Hidden Side」を1曲目に披露。自分の中にある数多くの自分を探してほしいというメッセージが込められた曲を、ファン・ミンヒョンの透明感とセクシーさが感じられる歌声で披露し会場を沸かせた。
ミニトークでは、「2023ミニョンアワード」というコーナーで、ファン・ミンヒョンがこれまで演じてきた作品のキャラクターが紹介され、その中から彼が一番好きなキャラクターを発表することに。この日会場に集まったファンが事前に投票した結果を見てみると、ドラマ「還魂」のソ・ユルと「役に立たない嘘」のキム・ドハに投票シールがたくさん貼られていた。自分が出演した作品の中から一つ選ぶことについて、彼は「めっちゃ困って…。どれも好きだから…。でも一つ選びました。僕にとって一番愛情のあるキャラクターを選びました」とコメント。そして、1番好きなキャラクターとして「役に立たない嘘」のキム・ドハを選んだ彼は「今、撮っているので、ほかのキャラクターよりももっと愛情を持っているしこれから放送されるので、それを選びました」と理由を明かした。キム・ドハのキャラクターについて聞かれると、「最初は過去のなんかの事でちょっとテンションが低いし、落ち込んでいる人ですが、だんだん明るくなり成長していくキャラクターです」と日本語で説明。ファンから声援が送られると、「ありがとー!」と喜びを伝えた。
ミニトークを終えると、日本ソロ曲の「恋する日」を椅子に座ってしっとりと歌唱。目を閉じて体を左右に揺らしながら歌うと、ペンライトも自然と彼の揺れに合わせてゆっくりとゆらゆら揺れる。甘い歌声の後は、ミディアムテンポのR&Bナンバーの「Universe」を披露。「僕よりあなたの幸せを祈る」というメッセージを込めて、繊細でエモーショナルな歌声を届けた。
続いて、ドラマ「スタートアップ:夢の扉」や「海街チャチャチャ」などのヒット作で人気の俳優、キム・ソンホのステージ。暗転の中、突然「あー」という声を出してマイクチェックをしてから歌いだした彼は、ポール・キムの「すべての日、すべての瞬間(Every day, Every Moment)」を披露。歌の途中、「緊張しますね…」とボソッとつぶやいてしまうほど緊張している彼に対して、客席からは「オッパー(お兄さん)」という大きな声援でキム・ソンホを盛り上げる。その声援を聞いて緊張も解れたのか、客席に指ハートを送るファンサービスをしてファンを喜ばせた。
ミニトークでは、「ソンホのワールドカップ」というコーナーが設けられ、2択で自分の好きな姿を次々と選んでいくトーナメントが行われた。「料理をするソンホとギターを弾くソンホ」では、ギターより料理をするほうが簡単という理由で「料理をするソンホ」を選び、それに対抗する姿は「サーフィンをするソンホ」。彼は、「海街チャチャチャ」でのサーフィンのシーンが気に入っているという理由で、「サーフィンをするソンホ」を選択。それに対抗する姿は「ダンスをするソンホ」。これについて、彼は「僕はダンス音痴なので、サーフィンの方がましかなと思いサーフィンにします」と、「サーフィン」を選択。それに対抗した姿は「スーツ姿のソンホ」。ここでは、「皆さんがかっこいいと言ってくれるのでスーツを」と理由を話し、「スーツ姿のソンホ」が選ばれた。それに対抗する姿として「働くソンホ」があがると、「働くソンホ」を選んだ彼。最後の2択を選ぶのが難しかったという彼は「やはり俳優ですので、演技をしている、仕事をしている姿を選びました」と理由を説明した。
ミニトークを終えると、歌の時間へ。緊張を解すために、「ふーっ!」と息を吐いてから、キム・ソンホが作詞した曲「君という理由」を披露。ここでも、ファンが歌の合間に「キム・ソンホ!」と掛け声を入れてくれることで、彼もほっとした表情を浮かべ、親指を立てて「グー」のポーズをファンに送ったり、「愛してる」のハンドジェスチャーを見せたりして、ファンを喜ばせた。最後に日本語で、「君は僕の理由 ありがとうございます」と伝え、緊張しながらも彼なりに精一杯表現し、ファンの心を満たした。
「男神」の最後のステージを飾ったのは、ジェジュン。なんと彼は2階席に突然姿を現し、写真撮影が可能だったため、ファンが構えるスマホに向けて笑顔を見せたりハートを送ったり、ハイタッチをしたり、2階席をぐるりとまわりながら、ステージから遠い席にいるファンにも大サービス。
会場の雰囲気を盛り上げて興奮状態にしたところで、ステージにジェジュンが登場すると、「どんどん盛り上がっていこうぜ!」と叫び1曲目に中島美嘉が歌った映画「NANA(ナナ)」のOST「Glamorous Sky」を披露。体の芯まで響く力強いドラムと気持ちよく響き渡るギターサウンドに乗せて、手を広げながら熱唱するジェジュン。「盛り上がっていますか? ちょっと確認なんですけど、声で確認できるかな?」と、観客の声の大きさをチェック。ジェジュンの投げかけに歓声が上がるが、「まだまだ足りない!」と言って煽ると、さらに大きな歓声が会場を包み込む。これにジェジュンは「よっしゃよっしゃ」と上機嫌になり、歌の続きへ。「あのー雲をー!」と、伸びのある歌声を響かせ、会場を熱く盛り上げた。
歌い終わると、彼は「こんばんは、ジェジュンです。ラストのステージに立つことになって、ものすごく感激している感じで、口ではなかなか表現できないんですけど…伝わりますかね?すごくうれしいです。皆さんのエネルギーが楽屋まで伝わってきて、ステージに立つことがすごくわくわくしながら待っていました」と喜びを伝えた。続いて、バラード曲の「Tender Love」と「尋ねたい」を叙情的なピアノサウンドに乗せてエモーショナルな歌声を響かせ、しっとりと会場を満たした。
最後の曲に行く前に、「僕なりのすごいパフォーマンスを用意したんですよ」とファンの期待を高まらせると、「はい、キャンディーでーす」と言ってポケットから飴を取り出して客席に投げ入れるジェジュン。ユニークな演出でファンを楽しませると、最後はノイジーなギターサウンドが轟く中、「Defiance」を披露。ヘドバンをしながらエネルギッシュな歌声を会場に響かせた。大興奮の会場にジェジュンは「ありがとうございました!」と両手を広げて手を振りながらステージを後にした。
最後は、この日の出演者全員がステージに再登場し、客席をバックに記念撮影をしてファンとの別れを惜しみつつ、約2時間半越えのイベントは盛況のうちに幕を閉じた。
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