PBAスタジアムのテープカット式(画像提供:wowkorea)
PBAスタジアムのテープカット式(画像提供:wowkorea)
韓国プロビリヤード協会(PBA)は去る20日、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市に位置するKINTEXに約3か月の工事の末、専用競技場「PBAスタジアム」をオープンし、「ハナカードPBA-LPBAチャンピオンシップ」を開催する。

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 PBAスタジアムはプロビリヤード協会が発足から計画してきた事業のひとつだった。この日、開場式にはPBAのキム・ヨンス総裁をはじめ、チャン・サンジン副総裁、キム・ヨンジン専務理事、広報大使のチャ・ユラムが参加し、高陽市のイ・ドンファン市長とCROWNHITAI GROUPのユン・ヨンダル会長、ハナカードのイ・ホソン代表、SYのホン・ソンギュン副会長、NH農協カードのユン・サンウン社長とKINTEXのイ・ジェユル代表などが参加し、世界で初めてビリヤード専用競技場が韓国にオープンした歴史的な瞬間を祝った。

 PBAのキム・ヨンス総裁は「発足5年で専用競技場を持つことになった。もう一度PBAが飛翔するきっかけになるだろう」とし「ビリヤードが愛されるスポーツへと発展できるよう、さらに精進していきたい」と述べた。

 観客席200席余りを備えた「PBAスタジアム」では年間300日以上、約30のツアーやイベント大会をおこなう計画だ。またビリヤード関連の放送制作、PBAツアー関連の各種イベントやPBA記念品販売など、プロビリヤードの“メッカ”になる予定だ。

 一方、去る19日にはアマチュアランキング1位でプロの舞台に挑戦したハン・ジウン(SY BAZZAR)が5度優勝したキム・ガヨンを相手にアベレージ1.389で追い込んで異変を起こした。開幕日には直前の大会の優勝者SRUONG PHEAVYを相手に昨シーズンLPBA入りし、64強が最高成績だったクォン・バルヘが勝利し、大会最高の話題となった。

 LPBA“トップ”のキム・ガヨンとSRUONG PHEAVYが相次いで敗退。累計賞金ランキング1位のキム・ガヨンと最多優勝者SRUONG PHEAVYの敗退はなかなか想像できないことだが、恐ろしいルーキーたちがLPBAに世代交代の風を巻き起こしている。

 試合後、クォン・バルへは「ベストを尽くすという気持ちだけだった。ひたすら自分のボール(BALL)だけに集中した」とし「PHEAVY選手と対戦表を受け取った後、プレッシャーを感じたが、本当に試合運びが良かった」とし「いつも目標は1位だ。基本技が足りないので、もっと練習を頑張ってファンが認める選手になりたい」と目標を語った。

 現在、16強には肥田緒里恵、界文子、東内那津未が進出し、優勝に挑戦する。

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