韓国首相　世界スカウト大会「苦労を残念に思う…最後まで安全に責任」

【ソウル聯合ニュース】韓国で１日に開幕したボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」が１１日、フィナーレを迎えた。この日ソウルワールドカップ競技場で行われた閉営式で韓悳洙（ハン・ドクス）首相は、猛暑や台風の接近などにより参加者が苦労したことを残念に思うと述べた。　世界スカウトジャンボリーは１日に南西部・全羅北道セマングムで始まったが、準備や運営にずさんな点があるとの指摘が出て、韓氏は４日から４日連続で現地を訪れ、運営状況や施設を視察した。　韓氏は参加者らが責任感と周囲を思いやる気持ちで困難を克服していたとし、「このようなスカウトの精神は世界の人の連帯と協力の土台になるだろう」と称賛した。　韓氏は「わが政府は北上する台風に備え、すべての隊員がキャンプ地を離れて安全な場所で多様なプログラムを楽しめるよう最善を尽くした」と述べた。　また「わが政府は最後の１人の隊員が出発するまで皆さんの安全に責任を負う」とし「皆さんも積極的に協力して下さることを願う」と伝えた。　閉営式に続いて開かれるコンサート「Ｋ―ＰＯＰスーパーライブ」にはＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）、ＮＣＴ　ＤＲＥＡＭ（エヌシーティードリーム）、ＭＡＭＡＭＯＯ（ママム）、ＩＶＥ（アイブ）などが出演した。