キム・ヨナ、世界選手権に向け治療に専念

股（こ）関節を痛めた女子フィギュアスケートのキム・ヨナは、来月の世界フィギュアスケート選手権を控え、無理に練習を進めるよりは治療に専念する計画だ。
　キム・ヨナは13日にソウルで記者会見を開き、「カナダで感じ始めた痛みの正確な治療法を探せずにいたが、韓国で痛みの原因を突き止め、きちんと治療ができるようになり幸いだ。時間はかかるが完全に回復するまでトレーニングは控えたい」と述べた。世界選手権を前に負傷したため心配だとしながらも、今後の選手生活を考慮すると治療の方が重要との考えを明らかにした。

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　四大陸フィギュアスケート選手権の欠場に次いで世界選手権への出場も不透明になるのではないかという見方については、早期に症状を把握し治療を続けているだけに、十分出場できると思うと強調した。また、毎年故障に悩まされているのではないかとの質問に対しては「スポーツにけがはつきものだ。今回はこれまでの経験からトレーニングを控えるべきだと思った。気を楽にして治療に専念したい」と答えた。

　故障の原因については疲労がたまっているようだと説明し、世界選手権がシーズン最後の大会となるため、十分休息を取って演技に集中したいと笑顔で意気込みを語った。