日本政府の発表後、記者会見を行う韓国国務調整室の朴購然第1次長(手前から3人目)ら政府関係者=22日、ソウル(聯合ニュース)
日本政府の発表後、記者会見を行う韓国国務調整室の朴購然第1次長(手前から3人目)ら政府関係者=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を24日に開始する方針を決定したことを巡り、韓国では23日午前、与党「国民の力」が政府と対応を話し合う緊急会議を開く。最大野党「共に民主党」は海洋放出の撤回を求める集会を行う。

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 国民の力の「わが海保護タスクフォース(TF)」が国会で開催する緊急会議には、同党の尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表や成一鍾(ソン・イルジョン)議員らTF関係者、政府側からは国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長、外交部の呉ヨンジュ(オ・ヨンジュ)第2次官、海洋水産部の朴成訓(パク・ソンフン)次官らが出席する。

 共に民主党は「福島原発汚染水海洋投棄阻止総括対策委員会」を中心に午後7時半から国会本館前の階段で、汚染水の海洋放出撤回を求めるろうそく集会を開催する。同党議員や党役員、党員ら約1000人が参加する予定。

 野党「正義党」は午前にソウル中心部の日本大使館前で、汚染水海洋放出の決定を糾弾する緊急会見を開く。

 一方、国会外交統一委員会は午前に全体会議を開き、汚染水放出を巡る懸案に対し質疑を行う。朴振(パク・ジン)外交部長官と金暎浩(キム・ヨンホ)統一部長官が出席する。


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