＜女子ゴルフ＞“秋の女王”キム・スジ、KLPGAメジャー大会「Hanwha Classic」で優勝…ティティクルは最終日コースレコードで2位タイに

27日に韓国カンウォンド（江原道）チュンチョン（春川）市のJade Palleceゴルフクラブにて開催されたKLPGAツアー2023シーズン3つ目のメジャー大会となる「Hanwha Classic」でツアー通算4勝を全て秋で成し遂げた“秋の女王”キム・スジがトータル13アンダーで優勝し、今シーズン最高金額となる優勝賞金3億600万ウォン（約3400万円）を獲得した。

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　これでキム・スジは一度にシーズン獲得賞金を2倍以上に増やし、賞金ランキング27位から6位にジャンプアップした。賞金総額を17億ウォン（約1億9000万円）に増やしてKLPGAツアー歴代最多で今シーズン最多となる優勝賞金がかけて争われた。

　第4ラウンドの勝負は最終組が前半を終えるまでトップに4人が並び、プレーオフに持ち込まれるのではないかと予想されていたが、キム・スジは10番から13番ホールまで連続でバーディーを決め、優勝カップと共に持続可能な未来価値を共有するという大会の意味が込め羅られた炭素低減に役立つEcotreeもみの木を受け取った。

　第2・3ラウンドは不振でトップに5打差となる10位タイだったアタヤ・ティティクルは、最終ラウンドで4ホール連続バーディーを含む8バーディーでコースレコードまで記録したがトータル10アンダーとあと一歩優勝に手が届かず2位タイに終わった。

　キム・スジは試合後「上半期はうまくいかなかったが、少し気持ちを休めてプレーしてみたらよい結果が出たと思う」とコメント。秋に強い理由については「練習ラウンドの時、涼しい風が吹いて期待でき、自信もってプレーした。シーズン後半のほうがうまくいくので、賞金女王を狙いたい」と語った。

　久しぶりに韓国のスポンサー大会に出場したイ・ミニョンは15番から3つのバーディーを決めて追撃したがトータル6アンダーで単独6位に終わった。試合後の会見で「JLPGAで6回の優勝をしているが、ことしは楽天スーパーレディースで2位になったこと以外は成績がなくて残念。後半も最善を尽くしていきたい」と述べた。