「日中韓高位級会議」が26日ソウルで開催…その後「外相会議」を経て「首脳会議」の流れ

日中韓高位級会議（SOM）が、今月26日に韓国ソウルで開催される。これは、日中韓首脳会議実現の前における高位実務者級の会議であり、その後3か国の「外相会議」を経て「首脳会議」が開かれる流れとなる。

韓国外交部（外務省）の報道官は19日の会見で「韓日中高位級会議がチョン・ビョンウォン（鄭炳元）外務次官補を主宰として、日本の船越健裕外務審議官と中国外務省の農融（のう・ゆう）部長助理が出席する中、26日にソウルで開催される予定だ」と明らかにした。この高位級会議に先立って、25日には3か国の副局長会議も開かれる。

韓国外交部は「今回の会議で3か国のSOM代表は、今後における3か国協力協議体の推進に関する諸般の事項を協議する予定であり、3か国政府間の協力現況を点検し、今後の協力推進の方向性などについても幅広く論議する予定だ」と明らかにした。

韓国外交部の当局者は「3か国協議体の推進に関するあらゆる事項を話し合う」とし「3か国の首脳会議を年内に開催することを目指して協議しており、首脳会議の日時を調整するに先立ち、外相会議もまもなく行われる可能性が高い」と語った。

年内に日中韓首脳会議が実現すれば、2019年12月以降4年ぶりとなる。