今月11日にワニの脱走が確認された後、現地の警察、消防など6000人以上が動員され、ワニの捕獲作業が行われた。
養殖場の責任者は当初、当局に対し「養殖場にはおとなのワニ69匹、こどものワニ2匹がいた」と説明していた。
16日午後までに69匹のワニが捕獲され、残りおとなのワニ2匹が見つかっていない状態だった。
当局が養殖場の職員全員から改めて話を聞いたところ、見つかっていない2匹はすでに死んでいたことが発覚した。
1匹は2022年9月に養殖場内で死んでいるのが見つかり、職員が敷地内に埋めたと証言した。当局はワニを埋めた場所を掘り返し、骨を確認した。
もう1匹は、別の職員が2021年12月に食用として売ったと証言。当該職員の自宅冷凍庫にワニの足の一部などが保管されているのを確認した。
市当局は「脱走したワニはすべて捕獲した。ワニによる被害は報告されていない」と発表した。
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