韓国外交部(外務省)によると、日中韓の高位級会議はチョン・ビョンウォン(鄭炳元)韓国外務次官補の主宰により、船越健裕外務審議官と中国外務省の農融(のう・ゆう)部長助理が出席した中開かれた。この会議には、日中韓3か国協力事務局(TCS)のイ・ヒソプ(李熙燮)局長も出席した。
今回の高位級会議の代表たちは「約4年ぶりに開催された会議が、新型コロナウイルス感染症などにより停滞していた3か国政府間の協力を再活性化するきっかけになった」と評価し、3か国の首脳会議開催に対する首脳たちの共感があるため、これを着実に準備していくことにした。
また高位級会議の代表たちは、首脳会議準備のための3か国外相会議をすみやかに開催することにした。韓国側は外相会議の開催場所をプサン(釜山)に提案し、日中はこれに肯定的な反応を示したことが伝えられている。このことから11月28日の国際博覧会開催地の決定日前に、釜山で3か国の外相たちが会う案が推進されるものとみられる。
日中韓の代表たちは「3か国政府間の協議体を回復する過程で、3か国の国民たちが感じることのできる成果を示すことが重要だ」ということに意見が一致し、今後持続的に協議していくことにした。
韓国外交部の当局者は「人的交流、科学技術協力・デジタル転換、持続可能な開発・気候変動、保健・高齢化、経済通商協力、平和・安保の6大分野を選定し、協力事業を日本と中国に提示した」と明らかにした。
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