韓国国務調整室は28日、報道資料を通じて「東京電力はこの日定例会見で、福島処理水2回目の放流計画を発表した」と述べた。
東京電力によると、日本は来月3日、海水で希釈した処理水を採取・測定し、トリチウム濃度排出基準(1500Bq/L)を満たすかどうかを確認した後、5日から17日にかけてK4-Cタンクに貯蔵されている処理水約7800立方メートルを放流する。
韓国政府は「東京電力は21日、国際原子力機関(IAEA)は22日、それぞれ2回目の放流対象のK4-Cタンクから6月26日に採取した処理水試料の分析結果を発表した」とし「両機関の分析の結果、いずれもトリチウム以外の68核種は規制基準以下に浄化されている」とした。
韓国政府は2回目放流対象の安全性を強調しながらも、徹底したモニタリングを強調した。
韓国政府は「処理水2回目放流の状況を継続的に監視し、国民の安全と健康に影響を及ぼすことがないよう、最善の措置を取っていく計画」とし「前回の1回目放流時と同様に、東京電力がリアルタイムで提供するデータ、試料採取および分析後に公開する情報などについて徹底的にモニタリングする」と述べた。
続いて「韓-IAEA福島情報メカニズム(IKFIM)により、専門家のIAEA福島現場事務所派遣、テレビ会議および書面情報共有などを通じても、IAEA検証活動に関する情報を提供し、東京電力が計画通り放流するかなど、安全性を確実に確認・点検していく計画」と付け加えた。
これに先立ち、日本は1回目放流期間である8月24日から9月11日までの19日間、約7800立方メートルの処理水を放流した。東京電力はこの日、処理水の1回目の放流は排出基準値を満たし、放流施設にも問題がないことを確認したと発表した。
日本は1、2回目の放流を含め、来年3月までに3万1200m立方メートルの処理水放流計画を公表した。
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