韓国・UAE、2~5日ソウルで交易からエネルギー新産業まで包括議論
韓国・UAE、2~5日ソウルで交易からエネルギー新産業まで包括議論
韓国とアラブ首長国連邦(以下、UAE)間における包括的経済連携協定(以下、CEPA)の公式交渉がソウルで開かれる。自由貿易協定(FTA)と類似のCEPAは両国間の商品と人材移動を含む包括的な交流・協力を扱う。

韓国産業通商資源部(日本の経済産業省に相当)によると2日、この日から5日までの4日間、CEPAの公式交渉が行われる。

韓国側からは首席代表である産業通商資源部のチャン・ソンギル自由貿易協定交渉官と産業通商資源部、企画財政部(日本の財務省に相当)、農林畜産食品部(日本の農林水産省に相当)、海洋水産部(日本の農林水産省に相当)、国土交通部(日本の国土交通省に相当)、法務部(日本の法務省に相当)など30人余りの政府代表団が交渉に参加する。

UAEからは経済部の次官補が首席代表として参加する。代表団は約30人の規模だ。

今回の交渉は、2021年に韓国とUAEの間で行われた通商長官による共同声明の後続措置だ。当時、両国はCEPAを推進することで合意した。最近は書面で意見交換をして、オンライン協議で公式交渉の基盤を固めてきた。

韓国代表団は、商品、サービス、原産地、協力など計8分野で議論が行われる今回の交渉を通じて、立場の違いを埋めていく計画だ。

韓国政府はCEPAの締結でエネルギー新産業などの分野でも多角的に経済協力関係を拡大するための制度的枠組みを確立することを期待している。
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