外出が制限されていた新型コロナウイルス感染症事態を経たことで、児童青少年の肥満や慢性疾患の患者が増加したものとみられる。
ただ「児童青少年の肥満は単純に肥満だけで終わるのではなく、2型糖尿病や高血圧など慢性疾患につながるおそれがあることから、格別な管理が必要だ」と指摘されている。
韓国野党“共に民主党”のシン・ヒョニョン議員が、国民健康保険公団から入手した “児童青少年の肥満および慢性疾患診療の現況”によると、ここ5年間に肥満診療を受けた中学生の患者は約3倍、小学校高学年(10~12歳)は2.4倍、高校生(16~18歳)は2.3倍増加した。2型糖尿病の診療を受けた小学生高学年と中学生の患者は、それぞれ1.6倍と1.7倍増加した。
シン議員は「新型コロナ事態の時期、身体活動の低下や悪い生活習慣などにより、肥満および慢性疾患で診療を受けた児童青少年の患者たちが急激に増加し、2022年も依然として新型コロナ事態以前の水準に戻ることができないままだとみられる」とし「最近はタンフル(フルーツ飴)など甘いスイーツが大流行していることから、児童青少年の健康管理に家庭と社会の格別な注意と関心が必要だ」と語った。
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