共同通信によると、日本航空自衛隊KC767空中給油・輸送機はこの日夜中、日本人と韓国人など83人をイスラエルのテルアビブから隣のヨルダンまで移送した。輸送機は給油地を経て21日夜中に東京羽田空港に到着する予定だ。
搭乗者83人は、日本人60人と外国国籍家族4人、韓国人18人と外国国籍家族1人だ。日本政府は搭乗席に余裕がある場合に備え、韓国政府に韓国人搭乗の可否を問い合わせたことが分かった。
自衛隊輸送機は「3万円(約27万ウォン)有料撤収」論議に包まれた既存の日本政府チャーターとは異なり、無料で運航する。韓国人など外国人にも無料だ。
日本政府は10月15日、チャーター機を利用して自国民8人をイスラエルからアラブ首長国連邦に避難させた。これに先立ち14日、韓国政府が空軍輸送機で自国民163人を退避させながら日本人と家族51人を移送すると、日本政府の対応が韓国より遅れたという指摘が日本国内から出てきた。また韓国輸送機搭乗は無償だが、日本政府チャーター機搭乗は、一人当たり3万円(約27万ウォン)を支払うようににした点が論議の対象となった。
韓国輸送機の日本人移送以後、上川陽子外相は15日、パク・ジン外交部長官に電話で感謝を表し、両国がイスラエル教民出国で相互協力することにした。韓国政府はことし4月、スーダンで軍事衝突が起きた際も、現地に孤立した韓国人28人を撤収させたいわゆる「プロミス(Promise)作戦」の時も、日本人5人を共に救出した。
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