韓国政府「処理水放出後も、海洋放射能数値は “飲料水”より安全」
韓国政府「処理水放出後も、海洋放射能数値は “飲料水”より安全」
韓国政府は「福島第1原子力発電所“汚染水(放射能処理水)”の海洋放出後も、海洋放射能数値は飲料水より安全な水準を示している」と強調した。

韓国海洋水産部(省)のチェ・ヨンソク(崔容碩)水産政策室長は23日、政府ソウル庁舎で開かれた福島原発処理水放出に関する会見で「前回の会見後、チェジュ(済州)海域1地点・南西海域5地点・南中海域5地点・南東海域1地点・遠近海10地点のサンプル分析の結果がさらに出された」として、先のように語った。

チェ政策室長は「セシウム134は1リットルあたり0.065ベクレル未満で、トリチウムは1リットルあたり6.7ベクレル未満から6.9ベクレル未満であった」とし「これはWHO(世界保健機関)の飲料水基準に比べかなり低い水準で、放出後もわが国の海は安全であることが確認されている」と説明した。

韓国海域の水産物に対する安全管理の現況については「先週の金曜日までに出された生産段階と流通段階における水産物放射能検査の結果はそれぞれ50件と89件で、その全てが ”適合”であった」と説明した。

また「輸入水産物の放射能検査でも、放射能が検出された水産物はなかった」と強調した。

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