大韓民国とサウジアラビアの両国政府はこの日、このような内容を盛り込んだ「韓サウジアラビア共同声明」を公式発表した。
これはユン大統領のサウジ国賓訪問の契機に採択されたもので、両国間の共同声明が出たのは1980年のチェ・ギュハ元大統領のサウジ訪問以来、43年ぶりのことだ。
両首脳はまず「未来志向的戦略パートナー関係」を持続的に深化させることで合意した。
「韓サウジ戦略パートナーシップ委員会」と「韓サウジビジョン2030委員会」を中心に、両国間で締結した446億ドルで規模事業契約および了解覚書(MOU)など経済協力成果履行を支援することで合意した。
両首脳はまた、スマートシティ、未来型交通手段、スタートアップなど共通関心分野を中心に相互投資拡大を積極的に模索していくことで合意した。
ユン大統領とビン・サルマン皇太子は共同声明を通じて「国防・防衛・対テロ協力」も強化することにした。
あらゆる形態の犯罪に対応し、テロリズムと極端主義への対応協力を増進することを含め、安保協力と調整を強化することが重要だということに認識を共にした。
両首脳は「イスラエル・パレスチナ戦争」と関連し、国際法と国際人道法に基づき、いかなる方法であれ民間人を攻撃することに反対し、民間人に迅速かつ即時に人道的支援を行うため、国際社会とともに協力していくことで合意した。
さらに両首脳は、北朝鮮の核・弾道計画および兵器移転行為が、国連安全保障理事会決議のすべてに違反していることを糾弾した。さらに、「北朝鮮の大量破壊兵器拡散を防止するための国際社会の努力を支持することが重要だ」と強調した。
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