中国・四川省、数十人の男が乱闘騒ぎ…警察「これまでに12人の身柄を拘束」＝中国報道

中国・四川省資陽（しよう）市で乱闘騒ぎが発生した。

現地の警察の発表によると、10月21日午前0時ごろ（現地時間）、同市雁江（がんこう）区の歩道で乱闘騒ぎが発生し、警察が出動した。

現場に到着した警察は、殴り合いをしていた数十人のうち5人の身柄を確保した。その後、逃げて行った数十人を捕まえるため、夜通しでの捜査が行われた。

警察の初歩的な調査によると、黄某容疑者と達某容疑者がそれぞれ飲酒をした状態で、些細なことで口論となり、双方の友人らが集まり乱闘騒ぎになったという。警察は騒ぎの中心となった黄某と達某から詳しい事情を聞いている。

目撃者の話によると、当時、数十人の男たちが殴り合いのケンカをしており、中には刃物や棒状のものを持っていた人もいたという。いずれも大学生くらいの年齢に見えたとのこと。

この乱闘騒ぎで2人が負傷し病院に搬送されたが、命に別状はない。

警察は24日までに、この事件に関わった12人の身柄を拘束しており、調査を進めている。